こんにちは!
とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回は、とーかいりんが名刺代わりに配っている、プロフィールシートの作り方・考え方をお伝えするセミナーを開いた話です。
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とーかいりんの名刺は大きい
とーかいりんの名刺はフツーではないんです。
長形3号の封筒にはいっているのはこの3点。
・プロフィール(A4サイズ×8ページ)
・「とうかいりん通信」 お客さん、縁ある方に送付している 新聞の最新号2部(A4サイズ×8ページ)
・とうかいりんから生命保険の話を聞くメリットについて書かれた紙
これらが三つ折りになって入っています。
だから、名刺としては、尋常じゃない大きさです。
朝カフェの会にて
朝カフェの会で知り合った、とある政治団体の女性から、「プロフィールいいですね」「オリジナルカレンダーいいですね」と言っていただきました。
「これからは、政治家も、そういう活動をしていかないといけないですよね。」
とおっしゃるので、
「このプロフィールの作り方でしたら、何人か集めていただければお話ししますよ。」
ということで、急遽決まりました。
第1回プロフィールシート作成セミナー
話はトントン拍子に進みました。
なんと参加者は、現職の市原市の議員さんが2人と、船橋市の議員さんの合計3人。
それと、その方たちを応援する方も加わり、約10人の方に向けてお話しをすることになりました。
気安く引き受けたはいいが、相手は、選挙を勝ち抜いた現職の市議会議員。
スピーチのプロですよね。
生半可な話ではちゃんと聞いてもらえないんじゃないかって、引き受けた後に、急に不安になってきました。
さて、どうやって話を組み立てよう。
ふだんは生命保険を、個人の方に向けて売っています。
1人か2人に向けて話しています。
だから話すこと自体は苦になりません(どころか好きです)が、大勢の人の前で話す機会はほとんどないので、当日が近づくにつれて、緊張感が高まってきました。
保険屋と政治家
どうやったら伝わるかと思って、
「自分が保険を売る時に意識していること」を具体例として挙げて、「それが政治家なら?」という順序で話を進めることにしました。
その過程で一番気になったことが、「ターゲットの設定」について。
ボクの場合は、あまり多くの見込み客を必要としません。
1日に1件のアポイントがあれば充分です。
むしろ、それ以上仕事をすると、自分の時間が犠牲になるので、程々に抑えたいと思っています。
でも、政治家は広く浅く多く。
できる限り多くの票を集めないといけないから、なるべく嫌われることなく、幅広い層からの支持が必要だよなぁ。
そうやって考えると、保険屋と政治家はマーケティングの方法が違うなぁ。
なんて思っていたわけです。
選挙に当選するための条件
勝手なイメージで、議員になるには何万票もの支持がないと当選できないと思っていました。
でも違いました。
まず、市原市を例に挙げると、人口が27万人に対して、有権者数は22万人。
そのうち、直近の選挙で投票に行ったのが、11万人。
そうなのか!
22万人も投票する権利を持っているのに、その半分の人しか投票に行かないのか。
そんな投票に大して前向きな11万人の人達の中から、2,000票入れてもらうことができれば当選です。
でも投票する11万人のうち、他の人に投票する可能性がある人達が多くいますから、そんな人達をこちらに振り向かせて、2,000人からの支持が必要なのか。
そんな風に思いました。
シェアを奪わないとダメ?
ボクの場合は万人に好かれることなんて望んではいませんので、「とーかいりんいいね!」という人だけを大事にしていればいいわけです。
一方で、政治家はそれとは違って、より多くの人に広く愛されないといけないんです・・・
って、本当にそうでしょうか。
既に投票に行っている11万人の中から2,000人を切り取ろうと思うから難しいのであって、投票に行っていない11万人の中から、2,000人でいいんじゃないでしょうか。
たった(と言ったら頑張っている人から怒られそうですが)2,000人の支持を得られたら当選できるんだ。
って考えると、やっぱりターゲッティングは保険屋と変わらないじゃん!
そうやって思いました。
投票に行かない11万人のうちの、2,000人の支持があれば当選するならば、やはり、万人受けしなくてもいいんじゃないか?
ターゲット外の人に無理にこびへつらって、相手にする必要はないんじゃないか?
そんな風にひらめいたんです。
そもそも、落選した人でさえも、ある程度の得票数は持っているので、ゼロから2,000票を集める必要もないですしね。
名刺では伝わらない
話はちょっと戻りますが、名刺をもらっただけでは、どんな人だかわからないですよね。
ということに関連した記事はこちら
【祝!200記事達成!】ブログをほぼ毎日書いてきて思っていることを書いてみます
https://rinsuke.com/200th-article/
わかることと言ったら、氏名、住所、会社名などなど。
名刺を出しただけで、もらった人が「はっ!」とするような、ひれ伏すくらの有名人であれば、そもそも仕事に困っていないと思うんですよね。
ほとんどの人は、誰にも知られていない(良く言えば「知る人ぞ知る」?)、名もなき人なんじゃないでしょうか。
だからこそ、ターゲットに向けた、「自分はこんな人間です」を予め表明しておくことが非常に大事なんだと思います。
たとえば、以前名刺交換をした政治家の方から、「議会だより」のようなものが届きますが、中を見るまでもなくシュレッダー行きというのが典型例です。
受け取る人の中でも「熱心なファン」以外は、宣伝を見たいわけでも、仕事のアピールを見たいわけでもないと思うんです。
だから、ターゲットに向けた、「自分はこんな人間」が大事なのです。
そんな話をしているうちに、
「政治家だから選挙前に有権者の家を訪問しなくちゃいけない」とか、
「政治家だからブログには政治活動のことしか書いちゃいけない」といった、成概念がガラガラと崩れるのが、目の前で聞こえるような気がしました。
政治家にもターゲッティングが有効で、そこにだけ語りかければいいんだって、話しながら自分でもそんな風に感じたことが新しい発見です。
東海林も政治家になれる?
そしてボクも、頑張れば政治家になれるんじゃないかって、そんな可能性を感じました。
生命保険を売ることが楽しいですし、時間の自由も確保されているので、あえて保険を辞めて政治の世界に足を踏み入れようとは全く思いませんが、選択肢の1つとしてはありだと思います。
2,000票を獲得すれば、年収1,000万円が担保されているんですから。
逆に言うと、1,000万円もらっているなら、ちゃんと仕事をして欲しいですよね。
もちろん、ちゃんと仕事をしている人が大半だとは思いますけど。
プロフィールシートの作成セミナーを承ります
このセミナーで人に話してみて感じたことは、ボクが師匠の教えを受けて、今まで地道にやってきたことをこうやってシェアするだけで喜ばれるんだということ。
これで喜んでもらえるなら、需要があれば、お話ししに行きますよ。
特にボクと同じように自営業で頑張っている方の力になれるのであれば、喜んで情報提供いたします。
3人~5人くらい集めていただければ、日時は相談に応じます。
「是非聞いてみたい!」という場合は、明るくてさわやかな感じの良い方に限定させていただきますけど、まずは声をかけてみてくださいね。
今回は、プロフィールシート作成のセミナーを初めて開催してみて、「役に立てたかも」という手応えがあったので、需要があればまた開催したいと思った話について書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。