こんにちは!
とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回は、息子が中学校に進学した後に、どこで野球をするかについて決まるまでの話です。
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小1から始めた野球
小学校に入ってすぐに野球を始めた息子。
その時の記事はこちら

少年野球の体験練習~物心つく前から右投げ左打ちで遊んできた息子がついに野球の道へ
https://rinsuke.com/trial-lesson/
4年生以下のチームの時にも、6年生の時にもキャプテンを務めて、6年間取り組んできました。
親コーチとして関わって見続けてきて、野球が好きなのは間違いない、と感じています。
バッティングは、4年生の終わりから師匠の指導を受け続けて遠くまで飛ばせるようになりました。
(低学年の頃はキャッチャーをしていたので)苦手だった内野ゴロは、だいぶ上手にさばけるようになりました。
そんな息子が進学する中学は公立の中では、けっこう強いらしいのです。
でも問題は、グラウンドが狭いこと。
息子は当然のようにクラブチームに入る気でいます。
中学の部活とクラブチームの違い
どちらにも良いところ、気になるところがあります。
おおまかに挙げるとこんな感じです。
中学校の部活の良いところ
・お金があまりかからない
・自分で通える
中学校の部活の気になるところ
・指導者の質(もちろん良い場合も)
・チームメイトの本気度(もちろんこれも)
・グラウンドの狭さ
・複合バットが使えるので打てる気になってしまう?
クラブチームの良いところ
・指導者の方針を選べる
・割と本気の仲間が集まる
・硬式用のグラウンドで思い切りできる
・バットの芯で打たないと痛いから上達する?
クラブチームの気になるところ
・お金がかかる(月会費、送迎、道具)
・送迎が必要
とまあ、メリット・デメリットがちょうど反対の関係になります。
なので、親としては、本気でやるなら応援したいし、そうでないなら部活に行くのがいいよ、という風に思っていました。
ガチ野球?エンジョイ野球?
6年生のある時、息子の野球への取り組みに疑問を持たざるをえない印象を受けました。
その前にちょっと遡ると・・・
4年生の終わりから受け始めたバッティングの師匠との約束「毎朝素振りをする」
それを定期的に動画をボクが撮って、オンライン添削してもらっているんです。
更に、2ヶ月に1度程度、西東京まで車で教えを乞いに行ってました。
この指導を受けてから約2年、ホームランを量産してきました。
ランニングホームランを含めて、20本打ったとのこと。
6年生の今でも身長は150cmを少し超えたくらい、体重だって40kgそこそこの普通体型です。
それが師匠の指導を受けた1週間後に出ました!
それまで越えなかった内野手の頭を越えるどころか、狭い球場ながら柵越えのホームランを打ったんです。
そこからバッティングには自信を持ってきたみたいです。
そんな息子の6年生後半に、全然打てなくなってしまったある時期の話。
本人も調子が良くないのを自覚していて、「最近素振りしてる?」なんて話し合ってたんです。
結局「動画を撮って欲しいってもう何週間も言ってこないけど、調子が悪いなら師匠に見てもらうのが必要なんじゃないかな」ということを話して、本人も納得していました。
そこから1、2週間たっても、息子の不調は続きます。
でも、あれ以来1度も撮影依頼はないし、そんなに素振りを頑張っている様子もなかったんですよね。
それなのに、「当然クラブチームに行く」みたいな雰囲気でいるので、親子で話し合いをしました。
クラブチームに行くのは「当たり前」ではない、という前提で、息子にどうしたいか聞くと、「中学では本気で(ガチで)やりたい」とのこと。
でも、両親ともに抱く印象は「そうではなさそう」というものです。
もちろん、ガチでやるならボクたちも全力で応援するつもりです。
でも、お気楽にエンジョイ野球でいいなら、部活でいいでしょう。
部活だって本気の指導者も本気の仲間もいるかもしれないし、お金と送迎の負担がかからない分、親としてはこちらの方がよいわけです。
本人がエンジョイでいいなら。
でも、何度聞いてもやっぱり「本気でやりたいからクラブチームに入りたい」と言います。
それなら、ボクたちもそれを応援したいと思っているけど、今の取り組み方をどう思っているのか?と聞くと本人も気付いたようで、心を入れ替えてくれそうな雰囲気です。
では、クラブチームに入る方向で応援するけど、最終的にはボクたちにプレゼンしてください、と伝えました。
「なんでクラブチームでやりたいのか」「なぜそのチームを選ぶのか」「クラブチームに入ったらどう取り組んでいくのか」などなど。
その熱意が伝わったらボクたちも応援することにするね、ということになったんです。
クラブチームの体験会
それで、まずはどんな雰囲気なのか、体験会に行ってみることにしました。
チーム選びの基準は色々あるけど、一番大事なのは、子どもたちへの声かけをどうしているか。
今のチームに朝から晩まで嫌味を言って、大声で威圧して子どものやる気を削ぐ指導者(もはや指導ではない)がいるので、そこは譲れません。絶対に。絶対に譲れないのです!
中学時代は、高校、大学、社会人、プロのような先を見据えて、楽しく野球をやる時期だと思うんです。
もちろん技術のレベルアップも必要ですけど。
ましてや小学生の方がよっぽど「楽しく100%」でいいと思うんですよね。
だから、子どもを罵倒するような大人は、グラウンドから去っていただきたいと思っています。
そんな基準だけを持って臨んだ初めての体験会。
息子にとっては楽しい時間だったようです。
初めての硬式球は、今使っている軟式球のJ球(約129g)より重いです。
中学以上で使う軟式のM球(約138g)よりも更に大きくて、更に重い約145gもあるんですよね。
でもあまり違和感なく投げられたようです。
少年野球のコーチとして、小学生用のJ球に慣れてしまったボクとしては、純粋に適用能力がすごいと思いました。
と、そこから更に2チームの体験練習にお邪魔させてもらいました。
いずれも雰囲気は良くて、甲乙つけがたい感じでしたけど、ついに決まりました。
決めたポイントを挙げると、
・送迎の問題
・距離の問題
・指導者の雰囲気、考え方(これはどのチームも良かったです)
・最終的には息子の希望です
こんな感じです。
最終的には、息子から「このチームでやりたいです」と意思表示をしてきたのに応える形で決まりました。
正式なプレゼンのようなものはなかったけど、それまでの姿勢とか、感謝とか、そういうのを見て、ボクもよしと思ったからです。
この硬式のクラブチーム入りが決まったことで、息子のグローブ選びの旅が始まります。
ちなみにもう購入していて、今、スペシャルな型付けをしてもらっているところです。
それについてはまた別の記事で書きたいと思います。
今回は、来年から中学生になる息子が、クラブチームに入ることが決まるまでのことを書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。