校内ハローワークという行事で中学生に向かって話してきたこと|保険の仕事|働き方|生き方|生まれた奇跡|絵本読み聞かせ

こんにちは!
とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回は「校内ハローワーク」という行事で、中学生に向かって話してきたことを書いてみます。

校内ハローワークとは

中学生が、実際に働いている人から、仕事の話を聞く行事のことです。

話を聞くことで、「将来の仕事のイメージをつかむのに役立てましょう」ということが目的のようです。

もう何年も続いている行事のようで、今年は21種類の職業の人が講師として参加しました。

この学校では、講師は40分の講座を3コマ話します。

生徒にとっては、3種類の講座を受けることができる、ということですね。

豪華な講師陣

JAXA、裁判官、気象予報士、声優、警察官、消防士、ダンスインストラクター、鍼灸師、音楽家、美容師、エステティシャン、銀行員、新聞記者などなど。

ボクも聞いてみたいと思うような、豪華な顔ぶれです。

そんな中、3コマのうちの1つを「保険代理店」の話を選んで聞きにきてくれる生徒は貴重ですね。

とーかいりんが講師として参加することになったきっかけ

とーかいりんは今回で参加は3回目。

初めての参加は、2年前のことでした。

校内ハローワークの当日の2日前の夜のことです。

当時(今もですが)その中学校で教師をしていた妹から電話がありました。

「お兄ちゃん、土曜日空いてる?」

とーかいりん「空いてるけど、どうしたの?」

「うちの生徒に向かって保険の仕事の話をしてほしいんだけど」

「いいよ!」

「え?いいの?2日後だよ???」

「おもしろそうだから、是非やらせて!」

「えええ???ホントにいいの???」

という、妹もビックリな感じで決まりました。

予定されていた、保険会社の人が急遽来られなくなったのだとか。

その人は「保険会社」、とーかいりんは「保険代理店」。

「それでもいいの?」と聞くと、いいとのことなので、何を話そうかわくわくしながら、2日(実質1日)をすごしました。

おもしろいことにはどんどん首をツッコんでいくクチなので、こんなに楽しそうな行事に参加させてもらえるなんて!

なんてツイてる!!!

でも、気安く引き受けたはいいが、こりゃ責任重大だぞ!?という気持ちにもなったのを覚えています。

日本の未来を担っていく若者たちは、きっと柔軟性にも富んでいて、スポンジのように言われたことを受け入れてくれるでしょう。

だからそこでの発言はもしかすると、内容によっては、その子の将来に少なからず影響を及ぼしてしまうかもしれません。

そんなことを考えると、一気に身が引き締まるのでした。

どうだったか

いやぁ!とても楽しかったですね!

まず、「◯◯(妹の名前)先生の兄です」って言うだけで「えええ~!」って歓声が上がって盛り上がります。

だから、あとは興味を持ってもらえるように話すだけです。

保険の話は実質1割~2割くらいかな。

あとは「生きてきた中で学んだこと」や、「中学校のうちに知っておけたらよかったな」と思っていることを、できるだけわかりやすく伝えようと務めました。

後日、予期していなかった、お礼の手紙が後日届きました。

そこに書いてあったメッセージは・・・

30数人分の生徒たちの、素直な言葉が書かれていました。

もちろん、先生たちの目にふれるものなので、大なり小なり、いい子ちゃんな文章になっているとは思うんです。

でも、「あ、そこ、ちゃんと伝わってたんだ~!」とか「そこが一番響いたのね!うれしいなぁ!」とか、感動してなんかね、泣けてきたんですよね。

「◯◯がよかったです」「◯◯の話、私もやってみます」といったメッセージにうるっときたり。

「これからも頑張ってください」といったメッセージには「おお!がんばるよ」とクスっとしたり。

翌年も呼んでいただけた!

1年目で言いたい放題、好きなことを話してきたので、果たして2回目はあるのか?と思っていたところ、呼んでいただけました。

しかも、受講生の中には、「また来ました!」と2年連続来てくれる子もいたりしたんです!!!

話す内容はほとんど同じだったので、うれしいやら、申し訳ないやら。

でもね、一生懸命話してきましたよ。

そして今回3回目

ありがたいことに、3年連続で呼んでいただけました。

2回目が終わってから、次があったら、こんなことを話したいということを、書き溜めてきたんです。

終わってみれば7割くらいは同じ内容なんですけど。

でも、昨年よりはちょっと変えることができたと思います。

どんな感じで話したかというと、こんな感じです。

自己紹介

年齢、家族構成、息子とのこと。なんでここで話しているのかなど。

これまでどんな仕事をしてきたか

中古車情報誌の営業、ベンツの営業、マンションの営業、会社が倒産して保険の仕事を始めた。

保険の仕事は、全部自由!

誰と会うか、誰に売るか、誰に売らないか、どうやって仕事をするか、などなど全部自由!

とっても楽しい!

こんなに楽しい仕事を見つけるのは、難しいのではないか。

お金は好きか

お金があればだいたいのことはできる。

無いと困ることが多い。

無いよりはあった方がいいかもしれないですね。

今回は、この質問にほぼ全員が「お金は好き」と手をあげてくれたので、ほっとしました。

保険の仕事

100人の人でお金を積み立てて、死んだ人の家族を助ける話とか。

車で事故を起こして「何千万円も払え!」って言われたらどうするか?とか。

家が燃えたらどうするか?とか、簡単な事例を話しました。

あと代理店てなに?を

「トヨタ自動車(メーカー)―東京トヨペット(ディーラー)―お客さん」の例を使って、代理店はディーラーの位置にある仕事であること。

働き方

「すべての仕事が尊い」ということが前提で、

「単純労働」「頭脳労働」

「雇われる」「自分の仕事を持つ」

「単価が安い」「単価が高い」

こんなキーワードで話をしました。

なんで勉強をするか、本を読むか

好きな人に「好き」と言われる魅力を身につけるために。

一緒に働きたい人(会社)から一緒に働きたい!と思わせる魅力を身につけるために。

コミュニケーション能力が収入に直結するかもしれない。

どんな仕事をするにしても結局は「自分が商品」なんだということ。

残された時間

考えたことあるか?

平均寿命。

あと何日?生まれてから何日経過?

1日はみんな平等。

いつ人生が終わるかわからないことも平等。

明日人生が終わっても悔いない生き方をしているか(ボクは自信ない)。

生まれたこと自体が奇跡

1世代さかのぼると親が2人。2世代だと4人。10世代では?20世代では?30世代では?

誰ひとり欠けても、あなたはここにいない。

今ここに生まれていること自体が奇跡。

世界中の砂漠の砂の中から1粒をつまみあげる確率くらいの奇跡。

誕生日は親に感謝する日

上の話に共感できたら、是非誕生日に、親に「生んでくれてありがとう!」と伝えてみよう!

生徒の中には、既に、誕生日に親に向かって感謝の気持ちを伝えている子もいました。

ボクの中学生の頃には、そんなこと思ったこともなかったので、純粋に「すごいな」って思いました。

絵本の読み聞かせ

絵本ガレージBarというイベントで、大きくなってから絵本の読み聞かせをしてもらうことの楽しさを知りました。

その時の記事はこちら

「絵本ガレージBar~ともだち編」で絵本の読み聞かせ&読み聞かせる側も初体験
https://rinsuke.com/ehon-garage-bar-tomodachi/

だから、中学生のみんなにも味わってほしいと思って、絵本を持っていくことにしました。

あなたがだいすき

この本を読んだ理由は2つ。

1つは、ボクが大好きな本だから。

もう1つは、この校内ハローワークの目的は「職業を知る」ことであるのと同時に「人権について考える」場でもあるからです。

あなたのことを「だいすき」と思う人がいる。

あなたの目の前の人のことも「だいすき」と思う人がいる。

みんな一人ひとりが大切な存在なんだよ、ということ。

そんなことを伝えたくてこの本を読みます、と言ってから読んでみました。

絵本ガレージBarと同じように、「字は追わずに、絵と声で感じてくださいね」と言って。

読み終わった後に、毎回、自然と拍手が起こりました。

それぞれに感じ方は違うと思いますが、なにか少しでも伝わってくれたらいいなと思います。

給食

終わった後は、お楽しみの給食の時間。

ふだん、給食を食べる機会はないので、これはとってもうれしいオマケです。

この日は、給食室でルーから作ったハヤシライスでした。

とってもおいしかったです。

小中学生の頃に毎日給食に出ていた「コーシン牛乳」も出て、懐かしかったですね。

献立紹介はこんな感じです。

ちゃんと作られている給食を食べられる子どもたちは幸せですね。

今回は、3回目の「校内ハローワーク」に呼んでいただいて、中学生に向かって話してきたことを書いてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2022年に千葉県の中学校で話してきた時の記事はこちら

再び地元の中学で講演|生命保険、仕事選び、生き方、あなたは大切|そして感想が届いた
https://rinsuke.com/https-rinsuke-com-shokugyo-jin-kowa2022/




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