こんにちは!
とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回は、とーかいりんが17年間シャツを着続けて、今感じている、シャツの着こなしに対する考え方について書いてみます。
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初めて仕事用のスーツを着たのは25歳
初めてスーツを着た頃は、なーんにもわかっていなくてダサかったと思います。
スーツの着方なんて見よう見まねで、誰にも教わったことはありませんでした。思い出すだけで恥ずかしい記憶。
今でも決して、自分がお洒落なんて思っているわけではありませんし、こだわり派の人から見ると「なにいってんだよ」と思うレベルかもしれませんが、自分なりの着方に対するこだわりを持つに至りました。
まだまだ進化中で、未来のボクから見たらきっと、「今の格好は恥ずかしい記憶になるのだろうな」、とは感じています。
でも、まったくこだわりがなかったり、シャツのことなんて考えたこともない人に向けて、ふだん考えていることを書くので、少しでも参考になれば幸いです。
あくまでも素人のとーかいりんの考えなので、賛同、ご指摘、ありがたく受け止めます。
高いものよりサイズが合うものの方がカッコいい
今回の話は決して「高いものを買いましょう!」という話ではありません。
高いものを着ている人を見ると「高そうだな」と思うことはあっても、イコール「おしゃれだな」とは、必ずしもなりませんからね。
そうなんです。安くても、サイズ感がぴったりなら、お値段以上のものを着ているように見えるから不思議です。
だから、「とにもかくにも基本はサイズ感!」ということを、世のダボっと着ているビジネスマンに伝えたい。
自分で買おう!
もしかしてもしかすると、ビジネスで纏(まと)うものを奥さんに買ってきてもらっている人がいるとすれば、最低限、自分で買うようにした方がいいと思います。
なぜかというと、そうしないと、自分なりのサイズの感覚が身につかないからです。
今後も自分で買いにいく気がない人にとっては、これから書いてあることは、読んでも意味がないかもしれませんよ。
シャツのサイズ
シャツはジャケットの袖から1cm~1.5cm出す。
これがシャツの袖丈の基本です。
まずは基本となるジャケットを決めて、その袖から1cm~1.5cmシャツが出るようにします。
本来はシャツの長さを決めてから、それに合わせてジャケットを修理するんでしょうけど、それだとシャツの長さを決めるまでの考え方もあるので、そこが気になる人はググってみてくださいね。
シャツの袖丈が決まってくれば、ジャケットを購入する時に、袖丈をどのくらい修理すればよいのかがわかってきます。
とーかいりんは既製のジャケットを購入する時は、だいたいいつも1cmくらい短く修理してもらいます。
もちろん、購入するとしたら、いつものシャツを着ている時です。
どんなシャツを買うか
フルオーダーでもない限り、売っているシャツそのままが、袖丈まで含めて「自分にジャストフィットすることはない」と思った方がよいかもしれません。
これは意外と多いのかもしれませんが、ビジネスでも「SMLのサイズ表記のシャツ」しか着ないケース。
ちょうどいいものに巡り合っている幸運な人はさておき、まずはそのサイズ表記のシャツからは卒業して、自分のサイズを把握すると、ちょうど良いサイズにめぐり合いやすいのではないかと思います。
それと、毎回色んな店でシャツを買うと基準が定まらないので、まずは店を固定することをおすすめします。
ボクの場合は10年来、ここでしかシャツを買っていません。
メーカーズシャツ鎌倉、通称「鎌倉シャツ」と言われているメーカーです。
購入履歴を見ると間もなく50万円に到達しようという感じの顧客感(という言葉があるのか?)。
鎌倉シャツ
https://shop.shirt.co.jp/shop/default.aspx
価格帯は5,000円〜7,000円くらいがメイン。
品質は 「百貨店で買えば10,000円とか15,000円くらいのクラス」とも言われています。
とーかいりんのサイズ
・スリムフィット
・マンハッタンモデル(超立体裁断)
・38-85(首周り38cm、裄丈85cm)
裄丈(ゆきたけ)とは、腕の長さではなく、首の後ろのシャツの真ん中から、袖の先までの長さ。
自分のサイズを測ってもらったことがない人は、まずは専門店で測ってもらうことをオススメします。
しかも違う店の複数の店員さんにです。
自分のサイズにたどり着くまで
ボクの場合は、ある店で測ってもらって「39-83」から始まりました。
でも、袖が短いことに気付いてから、「39-87」の袖丈を「85」に修理して着るようになりました。
そこからはしばらく「39-87」を購入していました。
裄丈も縮むので、新品の状態から洗濯を10回くらいして、改めて店舗に持ち込んで修理を依頼します。
今思うと、涙ぐましい努力ですね。
あれ?待てよ?もし首周りが「38」でも着られるなら、「38-85」というサイズもあるぞ?
なんと着てみると、ジャストでした!
「39-87」よりも「38-85」の方が、「胴まわり」とか「腕まわり」がスリムで、より、体にフィットしていたんです。
いやぁ。落ち着くまでに何年もかかりました。
だいぶ遠回りしましたね・・・
だから(というわけでもないんですが)、2人以上に測ってもらって、色んな意見を聞いて、自分なりに噛み砕くのがいいんじゃないかと思います。
袖のボタンの位置は必ず自分で修理
鎌倉シャツの自分に合ったサイズのシャツでさえ、例外なく袖のボタンの位置は自分で修理します。
実際にシャツを着て、ボタンを全部閉めて、ジャケットを着て、袖が何cm長いのか、ボタンを何mm狭める方向にずらすとちょうどよいのか。
そんな風に予想しながら、外して縫って、また外して縫ってを何度か繰り返します。
経験値が上がってきたせいか、1度でキマった~!となる時もあるので、そういう時はうれしいですね。
ゴツイ時計をしているので、時計をはめる左腕は少し広めにボタンを縫い付けます。
これも経験がものを言いますが、はじめはとにかくやってみるしかないです。
とーかいりんが好むシャツ
襟の形
・ワイドカラー
・フルワイドカラー(スプレッド、ホリゾンタル)も可
・ラウンドカラー
カフス
・シングル
色
・さわやかな無地の水色
・さわやかな単色のチェック
・さわやかなストライプ
とーかいりんが着ないシャツ
・胸ポケットがついている
・ボタンダウン(本来カジュアル説があるので)
・ボタンに色がついている
・ボタンホールに色がついている
・ステッチに色がついている
・襟が高い(ドゥエボットーニとか)
・襟が二重になっている
・裏地が表地と違う(襟裏、カフス裏等)
上記はすべて「基本ではない」と言われているのが理由です
半袖シャツ問題
半袖シャツは2018年の夏から着るのを辞めました。
冬でも夏でもネクタイをしないスタイルは、個人的には「ただだらしないだけ」に感じてしまって、シャツとネクタイはセットでなければ気持ち悪いんです。
ノータイで一般人がカッコよく見せるのは、お洒落レベルがかなり高くないと難しいと思うのです。
一時は半袖シャツにネクタイをして、リモワを持っていました。
そこでよく言われた良い意見は「パイロットみたい」
悪い意見は「高校生みたい」
でも、たまにボクが意見を参考にする、おしゃれ人(だとボクは思う)我が妻が「半袖にネクタイはアリなんじゃない?長袖をまくるよりは」と後押ししてくれていたので、批判をのらりくらりとかわして、やりすごしてきました。
若干もやもやしつつも。
今はどうしているかというと、やっぱりどうしてもネクタイは外したくないので、長袖シャツをざっくリ腕まくりして、ジレ(ベスト)を着ます。
当時の妻の意向には反していますが、今、ダメ出しされないので、アリなのでしょう。
これで半袖問題に対する自分の「自信のなさ」問題も解決してスッキリしました。「ジレ&腕まくり」オススメです。
とまあ、こんな感じで、普段考えているシャツに対するこだわりを書いてみました。
参考になったよ!とか、ボクのこだわりはこうだよ!とか、良いご意見は大歓迎です。
お待ちしております。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。