こんにちは!
とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回は「席ゆずりますマーク」について書いてみます。
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とーかいりんは譲りたがり
電車に乗っている時に、自分が座っていて、他の席は空いていないとします。
そんな時に、妊婦さんが乗ってきたら、どうしますか?
あと、小さい子どもを抱えたお母さん、お父さんが乗ってきたら、どうしますか?
とーかいりんは、積極的に譲ります。
それどころか、場合によっては、電車のドアが開く度に、そういう人が乗ってこないかどうか、キョロキョロと周囲を見回します。
こういうことを言うと「それ、偽善だよね」と言う人が一定数いるでしょうね。
そういう人への返答はこうです。
「そう、偽善です」
偽善だとしたって、「やらないよりは、やる偽善」でいいと思っているからです。
とーかいりんは自分のことを「良い人」だと思っているので、当たり前のように譲ります。
以前はお年寄り専門だった
というのも、お年寄りは見てわかりやすいし、立っているのが辛そうなお年寄りも、見てすぐにわかります。
だから、小さな頃から、お年寄りに席を譲る場面はよくありました。
でも、妊婦さんや、幼児を抱っこしているお母さん、お父さんに譲ったことがあったかというと、怪しいですね。
理由としては、自分の若さゆえに、「妊娠している=辛い」とか、「子どもを抱っこすること=大変」という考えに結びつかなかったからだと思います。
でも自分に子どもができて、一気に世界の見え方が変わったんです。
自分も譲ってもらえてうれしかった
今では、息子も小学1年生なので、電車に乗る時には立って乗っています。
でもまだ小さくて、抱っこをしていたり、おんぶして寝ていた時には、高確率で譲っていただいていた記憶があります。
腕の限界がきたから降りて欲しいのに、降りてくれない時とか、寝てしまって全体重がのしかかってくる時とか、譲っていただいて、どれだけ有り難かったか。
男のボクでも大変なんだから、ボクよりも非力な女性にとっては、もっと大変なことだと思います。
そんな「子どもと一緒に電車に乗る大変さ」をよくわかったこともあり、譲っていただいたやさしさを恩送りしないと、という思いもあり、積極的に席を譲るようになりました。
というかむしろ、「まだ見ぬ、席を必要としている人」のために、座席を確保しておいてあげる。
という感覚ですね。
妊婦さんの時期によってはわからない
おなかが出っ張っている時期には、胎児+何kgもの、自分以外の重さを抱え続けているから、体力的には大変なのは簡単に想像できますよね。
と、書きましたが、疑似体験は想像を超えていたんでした。
息子の出産前、妊婦さんを擬似体験できる重りを装着した時に、「こんな重い状態で1日中・・・すごい・・・」と思いましたもん!
また、妻から聞いた話や、他で勉強したことを総合すると、おなかが出っ張ってくる時期には、妊娠の辛い時期を既に乗り越えている場合もあるのだとか。
むしろ、「おなかが出っ張る前の時期の方が辛い」という話をよく聞きます。
悪阻(つわり)が比較的ひどいのがこの時期だったりするのに、見た目では妊婦さんだとはわかってもらえないから、席を譲ってもらえることもない。
そんな話を聞いたことがあります。
最近ではマタニティマークが普及してきたので、譲りやすくなりましたよね。
ちなみに、「悪阻(つわり)」という漢字、妻が妊娠するまで読めませんでした。
それまで心の中で何と読んでいたかというと、「あくそ」です(笑)
妊婦さんではない人に声をかけてしまった
その反対に、「決して太っていないのに、おなかが出ている人」を妊婦さんだと思って、席を譲ったらちょっと照れたような、ムッとしたような表情で断られたこともあります。
その後、お互いに向かい合う気まずい時間・・・
もちろん悪気はないんですけどね・・・
いやぁ、あの時は申し訳ないことをしました。
ということもあるように、声をかける側だって、若干の勇気がいりますよね。
とーかいりんはとても社交的なので、ホイホイ声をかけてしまいますが、そうでない内向的な人も多いでしょう。
「ええかっこしいに思われたくない」とか。
「偽善者って思われたくない」とか。
「せっかく譲ったのに、冷たく断られたらどうしよう」とか。
「静かな車内で人の注目を集めたくない」とか。
でもボクの場合は、そんなことを気にするよりも、そのお母さんやお父さんが少しでも「ありがとう」という気持ちになるならと思って、さっさと譲ってしまいます。
断る時はやさしく断ってほしいけど、断られた人もめげないでほしい
せっかく勇気を出して譲ろうと声をかけたのに、冷たく「大丈夫です」って言い放たれたことありませんか?
そんな時、「なんだよもう!せっかく譲ろうと思ったのに」なんて、それ以後は席を譲る気持ちを持たなくなってしまう、なんていうことは、ちょっともったいないと思います。
座ると子どもが起きちゃうから立っているお母さん、お父さん。
あと1駅だから、座ると大変なので立っていた方が楽なお母さん、お父さん。
育児が大変すぎて、人にやさしくする余裕がないお母さん、お父さん。
色々な人がいると思います。
もし冷たい対応をされた時は、「それぞれに事情があって、精一杯やっているからしょうがない」と思って、あたたかい目で見守ってあげるのがいいかもしれないですね。
譲る人にも譲ってほしい人にもうれしいアイテム
ボクが席を譲る人が「譲ってもらう喜び」を感じて、いつかその人がイスを必要としない時期が来たら、また別の人に譲ってあげる。
そういう連鎖が起こればいいなと思って、地道に譲り続けてはいます。
でも、それも時間がかかることだよなぁ、なんてぼんやりとした思いもありました。
そんな時に、発見したのが、これ!
「席ゆずります」マーク
なんという、単純にして、当たり前にして、「あったらいいな」とも思ったこともないけど、こんな素晴らしいモノが今まで存在しなかったんだろう!?
というくらい、「これいいじゃん!」だったのです。
早速5個買いました。
お値段は1個たったの380円。
しかも送料は120円。
自分用に2つ。ビジネスと、カジュアル用に。
同梱されているヒモは白いナイロンのようなものですが、とーかいりんのバッグはどちらもネイビーなので、黒に変えてみました。
ヒモはあと30m(!)くらいあるので、とーかいりんと面識があって黒に変えたい人は声をかけてくださいね。
無料でおすそ分けします。
あとは、ボクが付けているのを見て「いいね!」と言ってくれた人にあげようかなと思っています。
と、書いている間に、3つの嫁ぎ先が決まりました。
今後興味を持ってくれる人のために、また仕入れておこうと思っています。
少しでもこのやさしい取り組みが広がるといいなと思って、微力ではありますが、応援していきたいですね。
「いいね!それ!自分で買いたい!」と思ったら、こちらから買うこともできますよ。
席ゆずりますマーク
https://sekiwoyuzuru.stores.jp/
少量生産で、非営利で、手作業で発注&発送しているようなので、手元に届くまでには少し時間がかかるようです。
購入後は気長に待ってみてくださいね。
今回は、「席ゆずりますマーク」について書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。