こんにちは!
とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回は、息子が家でお菓子屋さんを開店した話です。
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こどもルーム(学童)の「お菓子が大量!問題」
うちは共働きなので、息子の放課後はこどもルーム(ルームと略します)に預かっていただいています。
先生たちもみんなやさしそうですし、とっても助かっています。
それに、違うクラスの友達や、違う学年の子たちとも交流できているようで、 息子に聞いても楽しそうにしてるので、 まずはひと安心しているところなんですよね。
ルームでは、夕方になるとおやつが出るんですが、これがまた大量で。
帰宅後に食べる「ご飯の量が極端に減ってしまう問題」が勃発しました。
聞くところによると、1年生から6年生まで、同じ量のお菓子が配られるようなのです。
普段からおやつをモリモリ食べている家庭から見ても、多すぎじゃない?と言われてしまうくらいの量なのです。
しかも、砂糖、添加物たっぷり系のお菓子がどっさり・・・
元々うちは、市販の原材料にカタカナの物質がたっぷり入ったお菓子を極力与えないようにしてきました。
与えるとしても、「添加物や砂糖をなるべく使わないお菓子」などを選んであげてきました。
「成長途中の子どもの小腹を満たす」という目的においては、お菓子でもその目的を果たせますが、どうせ食べさせるなら、健康に配慮されたものだとうれしいなぁと思います。
小麦後+砂糖のお菓子とか、米菓では糖質以外の栄養がほぼ入っていませんし。
だったらバナナ1本でいいんじゃないかと。
さつまいもとかでもいいと思います。
微量にせよタンパク質とか、ビタミンとか、食物繊維とか、入ってますよね。
少なくとも、変なお菓子よりはよっぽど良いと思います。
できたら手作りおにぎりとか。
理想ですよねぇ。
でも、その手間を求めるのは酷なんでしょうかね。
それか、「おやつ代を払わなくていい代わりに、好きなお菓子を家から持ってきましょう」というような感じでもいいんじゃないかなぁと思うんです。
市販品のお菓子など見渡すと、人間が手を入れるほどに、健康とは離れていく食べ物に変身していくと思うんですよね。
そこで買い取りシステムを提案
いつもだいたい3つのお菓子が配られるようなので、「1つでも2つでもいいから、持って帰ってきたら、1個につき10円で買い取るよ」と提案してみました。
息子はおこづかいを定額と報酬で受け取っていますので、第3の稼ぎ口ができそうです。
息子のおこづかいについてはこちら
我が家の6歳児のおこづかい大公開【定額制】【報酬制】【ミックス制】どれがいいの?
https://rinsuke.com/allowance/
初めは忘れて全部食べちゃっていたんですが、次第に、1袋、2袋と持ち帰ってくるようになりました。
ある時、持って帰ってきたお菓子をボクが全部食べちゃったんです。
で、後から「食べた5個✕10円で50円払うね」と言ったら、
「自分で食べたかったものも含まれていたのに~!」とのこと。
ごめんごめん。悪いことをしたなぁ。
と思っていたら・・・
店ができていました
それから間もなくして、妻と相談して、店を作ったようです。
上からみたらこんな感じ
さあ。何が入っているのか見てみましょう。
今日の店頭商品はこちら
カレーせん30円
柿の種20円
ばかうけ(食べかけ)30円
10円のお菓子が2個
合計100円です。
なんと!息子が決めた価格で、値札のシールが貼ってあります!
1個10円と言っておいたのに、大きいものは30円とか、商魂たくましい小学1年生ですね。
とは言ってもあくまでも自由な値付けですから、そこから先は、購入する側との需給バランスが揃った時に取り引き成立となるのです。
バイヤー(ボク)の言い値は?
カレーせん20円(10円値切り)
柿の種20円
ばかうけ10円(20円値切り)
10円
10円
合計70円です。
「ばかうけは、食べかけだから、商品としての価値が大幅に下がるんだよ」と伝えて、取り引きの厳しさも学んでもらいました。
さて、取り引きの行方は・・・
この言い値に対して、息子が売るか売らぬかを判断してもらおうとしたら、悩むことなく即決で「売却」の結論が出ました。
今130円持っていて、明日のポケモンガオーレに200円必要なので、軍資金がこれで確保できたことになります。
「70円払うね」と言って、100円を渡しました。
さてお釣りはいくら?
20円?30円?と考えた結果、30円のおつりをくれました。
これは、計算のトレーニングにもなりそうですね。
一石二鳥ならぬ五鳥にも六鳥にも
お菓子屋さんが開店してよかったことは、
(1)お菓子を食べ過ぎずに、晩ごはんがしっかり食べられること。
(2)添加物や砂糖が入ったお菓子を食べる量を減らせること。
(3)自分の使えるお金を増やせること。しかも仕入れ値ゼロ。
(4)値付けと売買取り引きを(価格交渉含め)実際に体験できる。
(5)おつりの計算の練習になる。
(6)最新の資産状況を常に把握しておける。
いやぁ!いいこと尽くし!
息子が「値付け」をして店を開いてくれたおかげで、楽しみながらお金のトレーニングをやっていけそうですね。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。