こんにちは!
とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回は、息子からの呼ばれ方についてです。
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父親の呼び方
お子さんがいるあなたは、どのように呼ばれていますか?
もしくは親のことをどのように呼んでいましたか?
お父さん?パパ?おやじ?ダディ?ダッド?とーちゃん?父上?おとん?おとーちゃん?お父様?おとう?チチ?名前で〇〇さん?〇〇くん?
はたまた、名前をそのまま?ニックネーム?
名前を呼ばれず、あのさぁ?
家庭の数だけ、家族の中の1人と1人の関係の数だけ、様々な呼び方があると思います。
ボクは父親、母親のことを「お父さん」「お母さん」と呼んでいました。
我が家は、というか、ボクは息子から「ちったん」と呼ばれています。
ちなみにこの呼ばれ方は、とっても気に入っています。
世界に1つだけの呼ばれ方かもしれないと思うのと同時に、生み出そうと思っても生み出せるものではない宝物だと思うからです。
ちったんの由来
では、なぜ「ちったん」と呼ばれるようになったのか。
ボクは息子が生まれた時から、「パパ」ではなく、「おとうさん」と呼んで欲しかったので、息子と話す時の一人称はいつでも「おとうさん」でした。
「おとうさんはね・・・」という感じです。妻が息子に対してボクを示す時も「おとうさん」でした。
母親の方はといえば・・・保育園の先生が「ママ」と言うからなのか、自然と「ママ」という呼び方をするようになりました。
妻も「お母さん」と呼ばれたいね、という話をしていましたが、息子が「ママ」というようになってからは、特に直すこともなく、今でも「ママ」と呼ばれています。
思い起こせばあれは、2歳になって間もない頃のことです。
ある日突然、息子が ボクのことを「ちったん」 と呼び始めました。
その瞬間に妻と「ハッ」と顔を見合わせて、
「なんてかわいい響きなんだろう!」
と思いまして、なんだかとっても幸せな気持ちになりました。
それ以来ずっと6歳になった今まで、そのまま「ちったん」と呼ばれるがままにしています。
「お父さん」の変化形?
「お父さん」と呼ぼうとして、
おとうさん、おとっさん、おとっちゃん、おちゃっとん、ちゃっとん、ちっとん、ちってん、ちったん、
のような変化を遂げたのではないかと勝手に思っていますが、知るよしもありません。
もちろん、本人に聞いてもわからないでしょう。
話は変わって、保育園の朝の送りはだいたいがボクが行っていまして、夕方のお迎えは半分から3分の1くらいはボクの役目でした。
その度に息子がボクのことを「ちったん!」と呼ぶんです。
だから当初「ちったんて誰?」とか、「ちったんじゃなくてパパでしょ!」とか言ってゲラゲラ笑っていた、同じクラスの友達や、1歳下のクラスの子どもたちからも「ちった~ん!」と呼ばれるようになりました。
そのため、先生たちからも、「ちったん→とーかいりん」と認識されていました。
さすがに先生たちは「ちったんさん」と呼ぶことはありませんでしたが(笑)
いつまで「ちったん」?
あれはたしか息子が4歳になった頃です。
さすがにこれから大きくなっていっても「ちったん」の呼び方のままだと、いずれ本人が恥ずかしくなるんじゃないか?と思いまして、「お父さん」に変えようと試みたこともありました。
でもそこでふっと浮かんだのが「ちったん」と呼ばれなくなった日の情景。
しかもかなり鮮明な映像でです。
その時の気持ちはどうだったかと言えば、それはそれは寂しい気持ちでした。
だからそれ以来、本人が辞めたくなるまで「ちったん」のままでいこう。
この幸せをかみしめよう。と思い、今に至っています。
4月から小学生になった息子はいまだに「ちったん」と呼んでくれます。
でも成長するにつれて、いよいよ本当に「ちったん」の終わりが近付いているのかなぁ?という予感もしつつ、切ない気持ちになったりもします。
今だけの息子との思い出。大切にしたいと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。