こんにちは!
とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回は過去に起きた、印象に残っている息子とのやり取りについて書いてみます。
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やられたらやり返せ
今は小学校1年生の息子が、保育園の年長の時の話です。
息子が保育園で、友達に叩かれたり実力行使をされた場合に、それまではこう言っていました。
「 やり返していいんだよ 」
子どもの社会ですから。
イヤなことをされたらちゃんとイヤだと主張できるようになってほしい。
ぶたれたら泣き寝入りせずに、ぶち返したっていい。
そういうことをやられてやって、痛みを知ることも必要だと思ったからです。
自分が痛い思いをすれば、他人も痛いんだってことがお互いにわかるでしょう。
責任はお父さんが取る。
というスタンス。
まだ小さな子どものやることなので、起こるコトの大きさにも限度があると思っていましたし。
子どもどうしの問題は、子どもどうしで解決することが、成長につながると思っていました。
あと、やられっぱなしで、いじめられっ子になってしまうのを避けたい、という思いもありました。
ある朝のこと
ある朝、保育園に送って行くと、友達がふざけてちょっかいを出してきました。
ちょっと激しい感じで。
もちろん、その友達に悪意はないように見えます。
ただ、遊びたかったんでしょう。
でも息子は、「やめてよ~!」と言って泣いてしまったんです。
それを見てボクはいつも通りに、
「ぶたれてイヤだったら、ぶち返していいんだよ」
と言って鼓舞してみたんですが、悲しそうに泣く感じはなかなか変わりませんでした。
「どうしたもんかなぁ」
と思っていたら、ふと思いつきました。
息子は息子のままでいい
「息子は息子のままでいい」
ということ。
やり返していいぞ!と言う代わりに、
「大丈夫。何があっても味方だからね。」
と言ってぎゅっと抱きしめてみました。
そうすると、泣いていた息子が安心したようで、ニコっと笑ってみんなの中に走っていったのでした。
やり返して主張する、という選択をするのも息子。
やり返さずに許してあげる、という選択をするのも息子。
どの選択するにしても、ボクの大事な息子には変わりないのです。
もうすぐ6 歳になる息子から、学ぶことはとても多かったですね。
もちろん今もですが。
そんなボクが、「もうすぐお父さん 6 歳」の時期に起こった事件でした。
今回は、息子に強くなって欲しいと思っていたけど、そのままの息子を受け入れることの方が大事だと気付かされた一件について書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。