こんにちは!
とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回は、ネコのノドがグルグル鳴ることについて。
ある日、我が家のネコと戯れていた時に、「今日もグルグルいってるなぁ」って思ったんです。
そういえば、初めてネコのグルグル音を聞いた時には、おろおろしてしまったなぁ・・・って思い出したので、書いておこうと思います。
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我が家のネコ
今、我が家には、ネコが2匹います。
2008年5月5日生まれの兄妹の2匹です。
もう12歳なのかぁ。
早いなぁ。
ネコの12歳を人間の年齢に換算すると、64歳にもなるのだとか!
あっという間にボク達夫婦も追い抜いて、おじいちゃんとおばあちゃんになっちゃったんだなぁ。
その2匹のネコが我が家にやってきた時の記事はこちら
男爵家のニャンズ【ペット不可の家にネコがやってくるまで編】
https://rinsuke.com/cats-coming/
初めてのネコ【トップ画像のネコ】
実はその前に、1匹、7ヶ月だけ一緒に暮らした黒猫がいます。
名前は「あんこ」
黒いから「あんこ」
里親募集をしていた方から譲っていただいたネコです。
名前もその方が付けた「あんこ」が気に入ったので引き継ぎました。
里親募集
ネコと暮らそう!と決めた時に、ペットショップで購入という選択肢は、初めからありませんでした。
膨大な数の犬やネコが殺処分されることを考えると、1つでも救える命があるなら、そちらを選びたい、というのが昔から思っていることです。
もちろん、ペットショップ派を否定するものではありません。
あくまでも、ボクはそうする、というだけです。
黒猫への憧れ~ジジ
ジブリの「魔女の宅急便」を見たのは、ウィキペディアの公開時期から考えると、小学6年生の夏休み。
その頃は完全な犬派だったんですけど、「黒猫っていいなぁ」っていう憧れだけは、大人になってからも残ることになります。
そう、完全に犬派だったんです。
完全犬派の環境で育つ
実家には柴犬から始まって、雑種の日本ぽい犬。
そして、ボクが高校生の頃だったかなぁ。
ある日、シェパードがやってきました。
父が、警察犬のブリーダー(っていったかな?)の方から譲ってもらうんだそうです。
今は2代目のシェパードが我が家の安全を守ってくれています。
というくらい、ボクが生まれ育った環境では「ネコを飼う」という思考は生まれにくい状況でした。
誰も「飼いたい」って言わなかったこともあります。
きっかけはひとり暮らし
中古車情報誌の営業をしていた時に、お客さんからヘッドハンティングされて、喜んでベンツを売ることになりました。
勤務地は世田谷区の尾山台。
実家は我孫子。
通うにはちょっと距離があります(2時間弱)。
ありがたいことに横浜に社宅があって、そこに格安で住ませてもらうことになりました。
響きだけで言うと、「みなとみらいのおしゃれなエリアで夢のひとり暮らし!」
場所も、桜木町駅、馬車道駅、関内駅のちょうど真ん中あたりという、素晴らしい立地。
でも実際に現地に行ってみると、そこは築ウン十年のお化け屋敷のようなマンション。
サッシは鉄だから重いし密閉されないし、風呂とトイレの照明は中間の壁に埋め込まれた電球で共有だし。
同じ階はおろか、他の階にもほとんど人が住んでいないようなところでした。
昼はいいけど、夜はちょっと怖い。
そんな薄気味悪い環境に耐えられるかイメージしていた時に、思いついたのが「ペットを飼う」ということ。
実はペット不可ではあったんですが・・・
引き抜いてくれた部長にはこっそり話して、黙認してもらいました。
すぐにでも取り壊されそうな建物だったし・・・
その後転職して、マンション営業5年、生命保険10年だから、もう15年以上経っているし、さすがに時効だよなぁ(笑)
先日そこに行ってみたら、見事に駐車場になっていました。
というか、横浜で暮らしたあの日々から、もう15年以上経ったのかぁ・・・
本当に早いなぁ・・・
最初の夜の事件
引き取ってきて最初の夜、まだ横浜に引っ越す前の実家にいて、寝ている部屋にはボクとあんこの2人きりでした。
深夜なので、他の家族はみんな寝ています。
夜、電気を消して寝ようとすると、あんこがボクの布団に近寄ってきました。
でも、段々と変な音が聞こえてきたんです。
ノドから苦しそうな音が聞こえてくるではありませんか。
フガフガと、なにやらとっても苦しそうに感じます。
今は「グルグル」って表現ができますけど、当時は猫のことなんてなんにも知らないので、「グフフフフフ」とか「フガフガ」とか、そんな苦しそうな音に聞こえました。
息をするのが苦しいのかな?
肺炎みたいな病気になってしまったのかな?
なんて、心配で心配で。
今思えば、引き取られて初めての家だし、見たことがない人が何人もいるし、1日中緊張していたんだと思います。
で、ようやく落ち着いてきて、初めて夜が来て、やっと安心してノドが鳴ったんじゃないかな、って今なら思えます。
でも、当時は本当になんにも知らなくて、まずいまずい!苦しそう!
どうにかしてあげたい!って思って、オロオロするばかり。
なでてあげても、グルグル音は消えないし、苦しそうだし・・・
と思って、深夜だったんですけど、譲渡主さんにメールしました。
苦しそうなんですけど、どうしたらいいですか?って。
あっさり解決
そうしたら、幸いにもすぐに返信がきて、こんな回答でした。
「それは喜んでいるんですよ」
え~!そうなの!?!?!?
こんなに苦しそうな音なのに?
でも、そうやって言われてから聞くと、なんだか喜んでいるようにも聞こえてきて、安心してくれていると思うと、うれしくなっちゃったんですよね。
野良猫がノドを鳴らすなんて場面には出会ったことがなかったし、人んちの飼い猫にもこんな音を出されたことがなかったので、初めて知るネコの習性でした。
今では信じられないことではありますけど、あの時は本当に焦りましたねぇ。
その後は実家のアイドルに
7ヶ月だけ働いたベンツの会社にいる時に、またまたヘッドハンティングしていただいて、マンションの営業になりました。
その時代はペット不可の物件に住むことになったので、切望されて、下の妹の名古屋でのひとり暮らしのお供として引き取られていきました。
妹が千葉に戻ってきてからは、あんこは実家のアイドルをしています。
でももうだいぶおばあちゃんですね。
シェパードが家に入ってこようものなら、臆することなく繰り出すネコパンチには、体の大きさが何倍もあるシェパードくんもたじたじ。
そんなあんこは、もうボクのことは覚えていないようです。
さわろうとすると、「シャー!」ってやられますから(笑)
あの素晴らしい愛をもう一度・・・
今回は、初めてネコと暮らし始めた日の夜に、ネコのノドがグルグル鳴って、心配で心配でたまらなかった、という、ネコ初心者エピソードを思い出したので、書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。