こんにちは!
とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回は黒部ダムに行ってきた話です。
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巨大建造物がたまらなく好き
なんです。
旅行に行っても、感動するポイントは大きく2つに分けられます。
巨大な建造物
今までに感動したのは、なんといってもダントツ!
バチカン市国の「サン・ピエトロ大聖堂」
![](https://rinsuke.com/wp-content/uploads/2019/06/20190617_171145-1024x768.jpg)
あとは、
・ローマの「コロッセオ」
・フィレンツェの「ドゥオモ」
・フランスの「モンサンミッシェル」
・バルセロナの「サグラダファミリア」
・ニューヨークの「自由の女神像」
・バンコクの「ワットポー」「ワットアルン」
・埼玉県の「首都圏外郭放水路」などなど。
とにかく、一瞬で非日常へといざなってくれる、そんな建造物に魅了されて仕方ないんですよね。
風光明媚な景色
やはりこちらも、普段の生活では出会えないような、非日常の体験に魅力を感じます。
たとえば・・・
すぐに思い出せないので、割愛します(笑) 思い出したら加筆しますね。
念願の黒部ダム
黒部ダムオフィシャルサイト
https://www.kurobe-dam.com/
![](https://rinsuke.com/wp-content/uploads/2019/06/5bf79f66b5affc2d2b69f5d6d93cbdf7.jpg)
車で扇沢駅まで行き、無料駐車場に車を停めたら、30分毎に発車する電気バスに乗って、16分で黒部ダム駅です。
![](https://rinsuke.com/wp-content/uploads/2019/06/a56f3cd9c7d06c9e8c73432ae64effdf-1024x576.jpg)
以前より、「ダム」というものに興味があって、市原市を運転している時に、グーグルマップや道路標示に、「ダム」と書いてあったのを見て、急遽ルートを変更して寄り道してみたり、でも、想像していたのと違う・・・なんてことばかりだったんですよね。
アマゾンプライムで見たプロジェクトX
ドキュメンタリーを見るのが好きで、よく見ています。その中で見た、黒部ダムに挑む男たちの物語。
それを見てからというもの、ますます黒部ダムに行ってみたくなりました。
階段の上り下り801段
![](https://rinsuke.com/wp-content/uploads/2019/06/4b0e6fdafdf2bb12618d8de938bf5ad1-576x1024.jpg)
黒部ダム駅でバスを降りると、まず220段上り、一番上の展望台に行きました。
写真の右上の建物です。
最初は1段飛ばしでチャッチャッチャッと進みましたが、半分くらいで足がフルフルしてきます(笑)
最後は膝に手をつきながら、ヘロヘロになって到着(笑)
そこから394段下って、左下の展示室まで。
最後は130段上って、レストハウスまで。
帰る時に黒部ダム駅まで60段上るので、合計なんと804段!
ちなみに翌日は筋肉痛にはなっていないので、これからでしょうか・・・
ダムを作った機材が展示されている
![](https://rinsuke.com/wp-content/uploads/2019/06/bca80dbfae40760f9b0b2a470410cdd5-1024x577.jpg)
これにコンクリートをたっぷり詰めて・・・
![](https://rinsuke.com/wp-content/uploads/2019/06/e1537f9731e0f0a9e2893264894234c4.jpg)
この太いワイヤーに吊るして運んだそうです。
堰堤(えんてい、ダムの上の部分)を歩いた恐怖
高さ186m、長さ492mの黒部ダム。
直前に、展示室で黒部ダム制作の歴史映像をじっくり見ていたら、建設技師の方がこんなことを言っていました。
・当時は膨大な量のコンクリートが必要だった。
・様々な土地から持ってきた砂が、様々な性質を持ち合わせているので、調整しながら混ぜ合わせて使っていた。
・今の時代はコンピューターが均一な品質に調整してくれるが、当時はそんなものなく、コンクリートを作るのは、経験と勘だよりだった。
ですって!!!!!
経験と勘で作ったコンクリートで、2億トンの水を支えているんですYO!!!!!
そんな話を聞いた後に、その堰堤の上を歩くわけですから、「今、ダムが崩壊したら、この水とコンクリートとともに、とーかいりんも木っ端微塵に吹き飛ぶんだろうなぁ。」という恐怖とともに、向こう岸まで行って戻ってきました。
いやぁ、高所恐怖症なのも相まって、本当に恐怖体験でした。
噂のダムカレー
![](https://rinsuke.com/wp-content/uploads/2019/06/e05e7616679f41f6ba7eef13110bce3e-1024x576.jpg)
レストハウスで食べた「ダムカレー」がこれ。
湖面の緑色を模した、ピリ辛のグリーンカレーです。
中にはひき肉がたっぷり入っていて、おいしかったですよ~。
記念写真購入
1人で自撮りをしていたら、「購入は見てからでいいので、写真を撮りますよ」と観光地によくあるアレ。
自分のカメラでも撮ってもらえるということでお願いしました。
実際に見てみると、スマホで撮ってもらったものよりも、良い表情をしているじゃないですか~!
![](https://rinsuke.com/wp-content/uploads/2019/06/a1439c37efaff5a0acb33b9b4701704a-1024x576.jpg)
ほら、これ。
それに、カメラマンのお兄さんが、ナチュラルで感じ良いので、営業マンとーかいりんとしては、その心意気に1,200円を払ってきました。
やはり良い営業マンに弱いな。
ダムは環境を破壊する
はじめは、ただ単に、大規模な建造物を見たい!という気持ちだけで、黒部ダムを訪れようとしていましたが、直前に師匠から聞いた、環境破壊の話を聞いて、自分なりにググってみました。
ダム問題とは(水源連HP)
http://suigenren.jp/damproblem/
そうするとやはり、そういうことか。
治水計画や、電力供給の名のもとに、ダムの建設ありきで巨額のマネーが動く。
うーん。これは考えさせられますね。
こんな記事もありました。おもしろいですし、ダムを壊して、水質が戻った、という事例も興味深いですね。
なかなか知られていないダムによる水質汚染
http://waterwoes.org/water-quality-problem/water-pollution-with-dam/
![](https://rinsuke.com/wp-content/uploads/2019/06/c3a1df089063c6b528b411aa71b05f95-1024x576.jpg)
実際に、黒部ダムの真下には、水は全く流れておらず、川は干からびています(観光放水の時は流すようではありますが)。
10km先まで地下を通して、発電に使われています。
今回は、興味本位でダムを訪れてみましたが、意外な問題提起を受けて、考えさせられる旅行となりました。
これからダムを見る目が変わりそうです。
あなたも、興味を持ったら、調べてみてくださいね。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。