こんにちは!とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回はコーチングを通じて、自分の「want to」について大きな気付きがあったので、その学びを整理しておきます。
自分のやりたいことは意外なところにある?
意外と人って、自分が本当に何をしたいかをわかっていなかったりします。
自分のことなのに。
気が付いていると思っていても、思考を掘り下げてみたり、実際にやってみると「あれ?なんか違うかも」ってなったりすることもあります。
実はボクもありました。
ボクシングをずーっとやってみたかったから体験に行ってみたのに、2回目になかなか足が向かない。
「あ、実はそんなにやりたくないんだ」って気が付きました。
これは実際にやってみたからわかったことです。
やってみなかったら、一生「やったら楽しそうだな」「やったら向いているかもしれない」と思い続けて人生を終えていたことでしょう。
だから、気になっていることは「まずやってみる」ことがオススメです。
そうしたら◯か✕かがはっきりとわかるので、以後そのことで頭を悩ます必要がなくなります。
ちなみに、「えいや!」ってノリと勢いで行ってみたギリシャへの旅は最高でしたよ。
これも行ってみたからわかったこと。
「want to」と「have to」の違い
人間の行動の動機には、大きく分けて2つあります。
want to(ウォントゥー):どうしてもやりたいこと
have to(ハフトゥー):やらねばならないこと
want toは、自分の内側から湧き上がるエネルギー。
大切な人から「やめときなよ」と止められても、やってしまうこと。
やっていることそのものが喜びであり報酬になります。
一方でhave toは、義務感や外からの強制。
最初はwant toだったのに、気付かないうちに「やらねば」ってなってしまっていたらそれはhave toです。
やればやるほど疲弊し、続かなくなります。
同じ行動でも「やりたいからやっている」のか「やらねばならないからやっている」のかで、心の満たされ方も結果も大きく変わってくるんじゃないでしょうか。
一番ヤバい3つのwant to
ただし、ここで気をつけないといけないのが「間違ったwant to」です。
ボクが学んだ「一番ヤバい3つ」はこれです。
・感謝されたい
・褒められたい
・儲けたい(お金が欲しい)
一見、モチベーションになりそうですが、これらは全部「結果依存」です。
・感謝されるかどうかは相手次第。
・褒められるかどうかは相手の基準次第。
・お金を稼げるかどうかは状況次第。
自分ではコントロールできないものをゴールにしてしまうと、不安定でブレやすくなってしまうんです。
幼少期の記憶をたどって
ここで、自分の過去を振り返ってみました。
小さい頃、ボクは結構「禁止」や「制約」の中で育ってきました。
例えば・・・
ドリフ、あばれはっちゃく、ひょうきん族などは見てはいけない。
ファミコン(テレビゲーム)は買ってもらえない。
マンガも買ってもらえない(本はいくらでも買ってもらえました)。
夜は8時に寝なさい。
門限は夕方5時まで。
友達の家に泊まってはいけない(迷惑がかかるから)。
家庭の方針として「ちゃんとしなさい」「お行儀よく」という言葉もよく聞きました。
もちろん、父や母には感謝しています。
ちゃんと育ててもらったし、特に食べ方のマナーが人並みに身についているのは母のおかげです。
でも同時に、ずっと「〇〇すべき」「これはダメ」「ちゃんとしないと」という感覚が常に根底にありました。
子どもなりに納得していた部分もありますが、振り返ってみると、幼少期から大人になるまで常に「べき」という言葉がつきまとっていた気がします。
僕の強烈なwant to
そうした背景を思い出すと、僕の中に強烈に根づいているwant toが見えてきました。
人に強制されたくない。
人が選んだ道を歩きたくない。
だからこそ僕には、
「自分のことは自分で決めたい」
「多数派がどんな意見だろうが自分の信念を大切にしたい」
というWantToがとても強くあります。
これがボクの行動の源泉。
誰かに従うのではなく、自分で選び、自分で責任を持つ。
その状態であり続けられること自体が喜びであり、報酬なんだと気が付きました。
もうひとつのwant to
もうひとつ、すぐに思い浮かぶwant toはやっぱり、人が変わっていく姿に関わること。
ボクの知識や経験を伝えることで、誰かの役に立つ。
ボクの物事の捉え方、考え方をシェアすることで誰かの顔が明るくなる。
そういう成長や気付きの瞬間に立ち会うことそのものが、嬉しくて仕方ないんですよね。
感謝されるかどうかじゃない。
褒められるかどうかじゃない。
お金になるかどうかじゃない。
まさに、その行動自体が報酬になるんです。
その上で感謝されて、なんとオトクなんでしょう(笑)
2つのwant to
整理すると、ボクのwant toは大きく2つ。
人が変わっていく姿に立ち会うこと
成長や気づきの瞬間に関われること自体が嬉しいし、楽しいんです。
自分の人生を自分で選ぶこと
どこにいて誰と何をするか(しないか)。
仕事も遊びも自分で選べることそのものが報酬になっています。
これこそが僕のwant toだと、改めて腑に落ちました。
もっともっと自分のことを深く掘り下げていくと、また違うwant toが出てくるんだと思うので、それも楽しみです。
学びのまとめ
間違ったwant toは「感謝されたい・褒められたい・儲けたい」など、結果に依存するもの。
正しいwant toは、行動そのものが報酬になるもの。
ボクの場合は「自分で選ぶこと」と「人の変化に立ち会うこと」がwant toの核です(今自覚できているものだと)。
この気付きを得たことで、自分の軸がよりクリアになった気がします。
これからも、このwant toを大切に生きていきたいと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。