息子の少年野球チームの試合で、3月に初めて1試合全部の球審をやってみて楽しかった話

こんにちは!
とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回は、息子の少年野球チームの試合で、生まれて初めて丸ごと1試合、球審をやってみたことについて書きます。

野球の審判

野球の審判と聞いて、プロ野球中継を見たことがある人なら、すぐに想像できるかと思います。

キャッチャーの後ろに立って、「ストライク!」とか「ボール!」とか、「アウト!」ってやる人ですね。

その人は球審と言います。

他にも、それぞれ1塁、2塁、3塁のところに「塁審」という審判がいます。

今まで、塁審はやったことがありました。

比較的動きが単純な、1塁と3塁は以前から数回やったことがあって、動きがちょっと難しい(と思っていた)2塁の塁審も最近デビューしたばかりです。

打ったバッターランナーが走ってくる1塁はジャッジの場面が球審の次に多いんじゃないかと思います。

でも2塁は意外と単純で、ジャッジの場面は少ししかありませんでした。

ジュニア(4年生以下)の試合では、2塁への盗塁は、キャッチャーよりもランナーの方が圧倒的に強いのです。

たいていは余裕でセーフ。

タッグ(タッチの正式名称)すらなされないことがほとんどです。

まだまだ、ギリギリのクロスプレーで「アウトか?セーフか?」となるケースは稀なことなので、実はあまり判定に絡むことがありませんでした。

お父さんコーチが審判

ちょっと戻りますと・・・

プロ野球に限らず、草野球でも、お金を受け取って審判をする「プロ」がいます。

でも、少年野球では、お父さんコーチが審判をすることがほとんどです。

公式戦では対戦する2チーム以外のチームから派遣されてきます。

でも練習試合では、それぞれのチームが縦審(球審&2塁)と、横審(1塁&3塁)に分かれて担当することがほとんどなのです(ボクたちの地域では)。

球審をやってみたい!

球審は見ているだけだと、非常に難しいイメージがありました。

全てのルールを把握して、グラウンド内で起こることに対して何でも瞬時に裁かなければいけない。

そんなイメージでした。

だから、ちゃんと勉強してから。

そんな風に思っていました。

審判講習会に2度も逃げられていた

息子が少年野球チームに入ったのが1年生の5月。

その直後に講習会がありました。

公式戦で審判をするには、この講習を受けなければいけません。

だから、とっても楽しみにしていまいした。

でも、雨で中止になりました。

待ちに待った翌年も講習会が予定されていました。

でもこれもコロナで中止。

そんなに中止ばかりでは、審判の資格を持つお父さんコーチも、子どもとともにチームを卒業していってしまうではないか・・・

そもそも年に1度と言わず、何度もやればいいのに!

どんどん審判ができる人の数を増やせばいいのに!

そんな風に思っていました。

念願の、本当に待ちに待った講習会が今年は4月に開催されます(この記事は3月の出来事を3月に書き始めました)。

あとは雨が降らないことを祈るのみです。

練習試合で球審をやってみた

講習会があるのが待ちきれず、練習試合ならまだ失敗も許されるという思いもあり、球審をやらせてもらいました。

高校野球までやっていたとーかいりんではありますが、審判のことになるとまるで知らないことだらけということをよくわかっていました。

だから、2年前から、You Tubeを見て勉強したり、動き方をググってみたり、ルールブックを読んでみたり、できることを少しずつやってきました。

で、やってみてどうだったか?と言えば・・・

めちゃくちゃ楽しい!!!!!

塁審の時には気が付かなかったんですが、球審はまさに「試合をコントロールしている」という感じがして、非常に楽しかったです。

ストライクのコールは、以前の草野球の時には自分流に「ストライ~ク!」と「イ」が強くなるように発音して、親指を立ててコールしていました。

でも本当は「ストライクワン!」と「ラ」が強くなるように。

「ストライクツー!」「ストライクスリー!」といった感じです。

そして、振り上げる右手はグーです。

He’s OUT!

初めは聞き慣れず、何を言っているのかわからなかったのが、「アウト!」のコール。

正式には「He’s OUT!」と言うようなんです。

日本語で書くと「ヒーズアウト!」ですね。

自分でコールしてみた当初は、ちょっと照れてしまってむずかゆかったんですけど、もう慣れました。

スロットポジション

一番驚いたことのひとつは、球審の立つ位置です。

昔から審判はキャッチャーの真後ろに立って、ピッチャーが投げるボールや、ファールチップから守ってもらう、そんな意識でした(笑)

でも、今の主流は「スロットポジション」と言って、「バッターとキャッチャーの間」に立つんです。

文字どおり、「バッターとキャッチャーの間」なので、広々とした空間が空いているんです。

初めは怖かったんですが、野球をする時にはいつでもファウルカップも入れるようになったから、股間の心配はいりません(笑)

それに、「ファールチップはバッターの真後ろから外側方向に飛んでいく」らしいので、スロットポジションは実は危険ではないようなのです。

飛んでくるとしたら、キャッチャーが取れないワンバウンドのボールとか、そんな感じでしょう。

ファウルカップについて書いた記事はこちら

男性の大事なところを守ってくれる「ファウルカップ」を入手した経緯と実際に当ててみた感想
https://rinsuke.com/groin-protector/

トラッキングアイ

他にも「トラッキングアイ」と言って、ボールがキャッチャーミットに収まるまで、構えた姿勢から頭は固定して、目だけで追う。

そんなことも知らなかったことのひとつです。

他にも覚えることがたくさん

球審はほとんどがピッチャーの投げるボールが、ストライクかボールかの判定にはなります。

でも、それ以外にも、覚えるべきルールが無数にあります。

インフィールドフライとか。

この前の試合では、打撃妨害もありました。

バッターが振るバットに、キャッチャーミットが当たってしまったら、悪いのはキャッチャーです。

この記事をゆっくり書いている途中に、なんと、所属する少年野球連盟の審判講習会を受け終わってしまいました。

記事を書き終わる前に正式な審判になることができたので、そのことはまた別の機会に書いてみたいと思います。

なんとこの投稿をする日の翌日は、公式戦で初めての塁審をする予定です。

いやー、緊張してきましたねぇ。

一番ボクを悩ませるのは「クロックワイズ」といって、打球を追う審判の抜けをカバーする時計回り、もしくは反時計周りの動きです。

これがとっても複雑で、勉強してもなかなか覚えられないので、あとは実践で失敗しながらやっていくんだろうなって感じています。

今回は、初めてちゃんと少年野球の試合で球審をやってみて、思ったことを書いてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。




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