こんにちは!
とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回は、地元の中学校に招かれて、中学1年生に向けて話をしてきたことと、その話に対する感想が届いたことを書きます。
目次・読みたい個所へジャンプ
校内ハローワーク
以前、妹が勤務する都内の中学校で、中学1~3年生に向けて話をしてきたことを書いたことがあります。
その時の記事はこちら
校内ハローワークという行事で中学生に向かって話してきたこと|保険の仕事|働き方|生き方|生まれた奇跡|絵本読み聞かせ
https://rinsuke.com/konai-hellowork2019/
地元の中学校にも招かれた
今回はまた別の、ボクの地元の中学校で話をする機会があったんですよね。
ボクが中学3年生の時(もう28年前か!)の担任の先生と、少し前にフェイスブックでつながったのがきっかけです。
先生からの「うちでも話してくれませんか」というオファーに対して、二つ返事でOKしたのは言うまでもないとうかいりん。
中学1年生の約25人×3コマということです。
内容は都内の中学校の話と同じような感じにしようと決めて、少しだけアレンジしました。
話した内容
こんな感じで話しました。
とうかいりんの自己紹介
どんな仕事でも「ファンづくり」が大事
この仕事をする前の仕事
保険の仕事を始めたきっかけ
保険の仕事について
仕事を選ぶ時の考え方
勉強と読書はなんのため?
コミュニケーション能力がとっても大事
この世に生まれてきた奇跡
残された時間
誕生日は親に感謝の言葉を伝えてみよう
といった感じの内容です。
冒頭から子どもたちに伝えた結論は、「どんな仕事でもファンづくりが大事」だと思っているということ。
セールスに限らず、どんな仕事でもファンを作ることができて、そのファンに応援してもらうことができれば、たとえ他の仕事をすることになったとしても生きていけると思っているからです。
ちょっとさかのぼると・・・
以前とうかいりんは、世界中の人から愛されたいと思っていました。
しかもつい最近までそう思っていました。
でも、そんなことありえないんですよね。
「2-6-2の法則」がここにも適用されると(ちょっと違うけど強引に)仮定したら、どんなに立派な人だって、どんなにカッコ良い人だって、2割の人からは嫌われちゃう・・・
そんな風に考えておいたら、楽に生きられるかもしれないです。
もちろん、人によってその比率は違うんでしょうけど、多くの人に愛される人は、その分、多くの人から嫌われるというのは当然のことなんです。
目立つから当然、敵もできますよね。
だから、子どもたちに伝えたのは、すべての人から好かれようなんて不可能なんだから、自分らしく生きていったらいいと思うよ、ってこと。
もちろん、「人にやさしく」「人に対して誠実に」というのが前提です。
その上で、自分の言いたいことは言って、やりたいことをやって、自分をさらけ出して素直に生きちゃっていいんだよってことですね。
そんな素の状態でまわりに集まってくれるのが「ファン」であって、そのファンこそ、大事にすべき対象なんだってことを話してきました。
無難に生きていたら、誰からも嫌われないかもしれないけど、誰からも強烈には愛されないかもしれない。
嫌われてもいい!
尖っていた方がいい!
って、そんなメッセージを伝えてきました。
感想が届いた!
講演が終わった段階で、校長先生からは「子どもたちに感想を書いてもらって届けます」と言われていました。
だから楽しみで楽しみで、講演の1週間後くらいから毎日、自宅の郵便受けを、そわそわしながらチェックしていたほど。
毎日毎日、届くのを楽しみにしていました。
そして、3週間と少し。
ついに、感想が大量に届きました。
その枚数なんと、61枚!!!
A4サイズの紙を3つに切った紙の、1枚1枚にびっしりと文字が書かれていて、こんなに頑張って書いてくれたということだけでもうれしいです。
更にボクが伝えたことに対して、具体的に何が一番響いたかを書いてくれている子がたくさんいて、本当にうれしかったですねぇ。
その中でも一番多く感想に登場したのが「ファンづくり」について話したこと。
一番伝えたかったことがちゃんと伝わっていてよかったぁ!って思います。
中には、「最初にファンづくりって言われてなんのことかわからなかったけど、話を聞いていくうちに理解できました」とか、書いてくれている子もいたり。
話が面白かった!とか、こんな考えを聞いたのは初めてで楽しかったとか。
どれもこれも、思わず口元が緩んでしまうくらいうれしい感想ばかりなんです。
感想の紹介
全部紹介したいくらいうれしいんですけど、その中でも特に印象に残ったものを紹介していきますね。
(どんな仕事でも)仕事は誰かのためになっているという言葉が一番印象に残っています。
そう、誰かの役に立たない仕事なんてないんです。
私は正直あまり勉強が好きではありません。しかし今回の講話で勉強をする(問題を解く)ことで壁を乗り越える力が、読書をすることでコミュニケーション能力が上がるなど、勉強をすることによって、将来に役立つ力が身に付くと知り、苦手意識のある勉強やあまり好きではない勉強も自分の将来の為に頑張って取り組もうと思えるようになりました。また、一緒に壁を乗り越えた友だちは、社会人になってから出来た友だち以上にわかり合える存在と聞き、友だちを今まで以上に大切にしようと思いました。
堅苦しくならないように、勉強や読書の意義を話したことが、ちゃんと伝わってくれてうれしいです。
学歴は無いよりはあった方がいいのかもしれないけど、あるからと言ってそれ自体が役に立つとは考えていません。
でも、そこに至るまでの努力とか乗り越える力とか、そんなものが身に付くなら、頑張る価値はあるのかな、とも思ってます。
何からもしばられずに生きる感じがカッコよく見えました。
ありがとう~!
こんな大人もいるんだってことが、伝わっていてくれたようで、うれしいです。
人生に迷った時に、相談できる大人がまわりにいなければ、できる限り時間を取りますからね。
東海林さんとちがってぼくは人とかかわることがにがてでした。ですが、東海林さんの話をきいてじっこうにうつしました。それで人とかかわることが多くなってきました。ほんとうにありがとうございました。こんどまたあうきかいがあったら、話したいです。
すぐに実行に移すそのこと自体が素晴らしいと思います!
ボクも是非お話ししたいです。
ともに成長して、どこかで会える日を楽しみにしています。
勉強は、人生の選択が広がる、乗り越える力がつく、知識がつくなど、勉強だけで、これだけの大きな良い点を見つけられていて、すごいと思いました。他にも、商品は自分、自分のファンを増やす、など、僕が今まで聞いたことのないような、他の人とはひと味違う考え方で、おどろきと同時に、こんな考え方があるんだ、この考え方すごくいいな、と思いました。
聞いたことなかった話に共感してもらえたようで、ボクもうれしいです。
自分にファンを作る(ファン作りをする)と言うのは、うまく言葉にできませんが、「なるほどー」と感動しました。話を聞いているだけでも人の良さが、しみじみと伝わってきました。
洞察力は、大人よりも子どもの方があるって言いますからね。
「人の良さ」が伝わってくれたようで、うれしいです(笑)
人生は楽ではない
いやー、大人って楽しいんだよ、ってことを伝えたかったんですが、伝え方に難ありだったようです(反省)。
でも最後には、「とっても自分のためになった気がしました。」と書いてくれているので、よかった・・・のかな?
この講演会に来ていただいた人の中で、東海林さんの話が一番面白かったです・・・(中略) ぼくも東海林さんの話を聞いて、人と話す職業に就いてみたいと感じました。最後に東海林さんからもらったカレンダーのイラストがかわいくて気に入っています。本当にありがとうございます。
「面白かった」って、その感想はやはりうれしいですね。
どうすれば少しでもズレがなく伝わるか、考えて考えてのぞんだので。
保険のことを扱っている方は、とても真面目で固い人だと思っていました。しかし、東海林さんはとても接しやすそうで、優しそうで、こう言うと失礼かもしれませんが、何だかふわふわしているというのが第一印象でした。そんな方がどんな話しをするのか、たのしみでいると、東海林さんの講義はとても言葉では表せないような素晴らしいものを感じました。特に印象にのこっているのは、『仕事で大切なのはごまをすることじゃなくて、自分のファンをつくることだと思う』僕はこの言葉に心を動かされました。
「ふわふわ」という表現もうれしいですし、「言葉では表せないような素晴らしいもの」って、本当にうれしい感想!
思わず泣いた2つの感想
たくさんもらった感想の中で2人、ボクを泣かせたものがあります。
それを紹介しますね。
講話をいただいたさい、自分は親がきらいとこたえました。ですが、感謝の言葉を伝えると、なかよくなれました。
さらに、別の子です。
とてもお話が上手なので、途中までメモを忘れて聞き入ってしまいました・・・(中略) お話し頂いたその日に、母に感謝をしたらとても驚かれ、その後夕食が外食になりました。感謝をしたら悪いことは無いですね。今回お話しして頂いたことは、今後の人生に生かして行きたいと思います。
なんということでしょう!
読みながら熱いものがこみあげてきて、大粒の涙がボロボロこぼれてきました。
話を聞いてすぐに、親に感謝の気持ちを伝えたなんて!
それだけで素晴らしいことですね。
なんという素晴らしい行動なんだ!
しかも「親と仲良くなれました」とか。
「その後夕食が外食になりました」とか。
もう涙がね、ボロボロあふれて感動が止まらなかったですね。
ボクの話が誰かの行動のきっかけになって、誰かがちょっぴりでも幸せな気持ちになる。
いやぁ!親御さん、喜んだだろうなぁ!
って、想像すると、ボクまで幸せな気持ちになって、心があたたかくなります。
いやぁ!素晴らしい!
最後に
こういう機会をいただいて、子ども達に話す度に思うのが、日本の未来を背負って立つ、若者たちに向かって「大人って楽しいんだよ」ということを伝えられる機会は本当に貴重だなぁ!ということです。
ボクとしては、「お金を払ってでもやりたい」ものの1つだと感じています。
他の中学校からも、オファーがあれば喜んで話しにいきます。
もちろん報酬は不要です。
お待ちしております!
今回は、地元の中学校で話をしてきたことと、それに対する感想が届いて感動したことについて書きました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。