こんにちは!
とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回は、劇場でのマナーについてです。
2006年3月15日に突然思い立って、「そうだ!今日!劇団四季のライオンキングを観よう!」と思って問い合わせると、既にチケットは完売。
仕方なく観た、隣の劇場の「クレイジー・フォー・ユー」で、見事にミュージカルにハマったとーかいりんです。
ミュージカル大好き、芝居も大好き、ハッピーで楽しい舞台が大好きなとーかいりんが、観劇に何度も行く中で学んだことや、驚いたり、不快に思ったことを書き連ねてみます。
劇場にいるみんなが気持ちよく過ごすことができたらいいな、という願いを込めて、主に舞台初心者の方に向けて書いていこうと思います。
観劇マナーと言っても、基本的には映画館と同じですが、映画の時には気にすることはないようなマナーもあるので、観劇初心者の方には、もしかしたら参考になることもあるかもしれません。
次に挙げていく行為に、その場にいるみんなが気を付ければ、かなり快適な劇場になると思います。
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音を立てる
色々な音があると思いますが、どこの劇場も客席内は飲食禁止ですから、食べ物の音はしないはずですね。
咳の音
これはやむをえない場合もあると思います。
風邪をひいていない時でも突発的に咳が出てしまう場合もあるかもしれません。
ボクもたまにあります。
咳をしちゃいけないと意識すると、なんでもないのに、咳が続いてしまったりするんですよね。
そんな時にどうするかというと、ボクの場合は、開演前にアメを袋から出して、小袋を開けるだけの状態にして、取り出しやすいポケットに入れておきます。
外袋をガサゴソやる音だって迷惑ですから。
音は最低限に抑えたいですね。
話し声
もってのほかです。
感想は、休憩中か、終演後にゆっくりと語り合いましょう。
携帯のバイブ音、画面の明るさ、通知ランプ
携帯のバイブ音も響くんですよね。
バックの中の「ウィーン」って音。
サイレントか、電源OFFが必須です。
盲点はアラーム。
航空機モードなどで、電波が入らない状態だとしても、アラームの場合は通知が来るので、着信しないからといって安心はできません。
サイレントか電源OFFにした上で、全アラームの確認までが必須ですね。
ビニールのガサガサ音
バッグの外にあるビニール袋はもちろん、バッグの中にあるビニールの音もカサカサ聞こえる時があります。
どうしても劇場にビニール袋を持ってくる必要がある時は、クロークに預けるか、カサカサ系のではなく、ふにゃふにゃ系のビニール袋がいいと思います。
前の人のイスを蹴る
足が当たってしまうことも含めて気を付けたいですね。
前の人にとっては、背中を蹴られるのと同じで、現実の世界に戻されてしまいます。
同時に蹴る人への怒りで、舞台へ集中できず、登場人物への感情移入も難しくなってしまいます(ボクの場合)。
遅れて来る
開演後◯◯分間は、演出の都合上、入場できません、という舞台が多いですが、それを過ぎてから入ってくる人。
必ずいます。
色々な事情があるとは思うんですが、ボクの場合は、舞台の時は特に、余裕を持った到着を心がけています。
自分だけのことではないので。
モゾモゾガサゴソ、他の観客に大迷惑ですし、もっと言えば、舞台上の役者(意外にも客席のことがよく見えているみたいですよ)にも悪い影響を与えてしまったら、他の観客にとっても残念なことですね。
劇場内での撮影
上演中はもちろんですが、客席に入ったところから、開演前も含めて常に撮影禁止の劇場が多いと思います。
どうしても開演前の客席を撮影したい場合は、係の人に確認するのがよいでしょう。
もしかしたら、OKしてもらえる劇場もあるかもしれません。
食べる、飲む
映画館と違って、飲食禁止の劇場がほとんどだと思います。
だいたいどこに行っても、飲食禁止は基本ですね。
前のめりになる
垂直方向の平面であるスクリーンと違って、舞台は水平方向の平面。
1階は緩やかな傾斜だからまだよいです。
2階は傾斜が急である構造上、少しでも前のめりになると、後ろの人の視界を大きく遮ります。
大大大大、大迷惑です。
最近は開演前にアナウンスされることも増えてきましたが、これ、絶対ダメです。
イスの背もたれに背中を付けて見るのが基本です。
映画館にはない禁止事項かもしれませんね。
帽子を脱がないorお団子ヘア
これ、やってる本人は気付かないかもしれませんが、非常にアウト(おかしい日本語?)です。
お団子ヘアに限らず、男女問わず、髪のボリュームを大きくアップさせるようなスタイルは、劇場に来ない日に楽しんでいただきたいですね。
その人が前にいるだけで、舞台上に、常に見えない場所ができてしまいます。
そんな風に邪魔している自覚はないと思うので、ここで初めて知ったこれに該当するあなたには、是非お願いしておきたいことの1つです。
におい
無香が一番です。
無香なら誰にも迷惑をかけません。
どんなに良い香りでも、それをイヤだと思う人や、今は感じたくない、という人もいるかもしれません。
過去にこんな記事を書きました。
東海林は断然無香派!どんなに素敵な香りでもイヤだなと感じる人がいる
https://rinsuke.com/fragrance-free/
2時間~3時間の間、同じ空間を共有するわけですから、周囲の人に対して、最大限の気配りをすることは当然のことだとボクは思います。
汗のにおい、洗濯物の生乾きのにおい、口のにおい、このあたりは気を付けている人はきっと多いでしょう。
劇場に、そういうにおいをさせて来る人には滅多に会いません。
そんな中、こんな人がいたことがあります。
アルコールくさい。
いいんです。
アルコールを販売している劇場だってありますから。
幕間に舞台の感想をツマミに、ワインを傾けるのもおしゃれでしょう。
でも飲みすぎ注意です。
開演前からどこかでたっぷり飲んできたのか、呼気がアルコールくさい人、本当に極稀にですが、いたことがあります。
こんな感じで色々書いてみました。
エラッソーにすみません!
でも、これから観劇デビューをする方や、たまに行くけど、気にしたこともなかった!という方にとって、1つでも参考になればうれしく思います。
映画と違って、舞台のチケットは安くても3,000円とか。
高いと1万円を超えたり、1万円台の後半とか、そんな高額なチケットを買って来ている人もいたりします。
みんなそれぞれ「自分に楽しむ権利がある」のは当然です。
でもそれ以上に、「お金を払って来ている他人に迷惑をかけない義務」の方が重要だと強く思っています。
今回は、観劇マナーについて思っていることについて書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。