こんにちは!
とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回は9月に講師として行ってきた「校内ハローワーク」で、講義を受けてくれた生徒たちから、感想が届いた話です。
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校内ハローワークの講師
9月のことです。
都内のとある中学校にて行われた、将来の仕事のイメージをつかむための「校内ハローワーク」という行事に講師として呼ばれてきました。
今年は21種類の職業の人が登壇。
「1年生~3年生の合計10人前後の1グループ」に対して40分。
それを3グループに対して繰り返してきました。
その時の記事はこちら。
校内ハローワークという行事で中学生に向かって話してきたこと|保険の仕事|働き方|生き方|生まれた奇跡|絵本読み聞かせ
https://rinsuke.com/konai-hellowork2019/
今年で3回目の参加なんですが、ボクにとっても非常に楽しみな時間です。
もちろん、日本の未来を背負って立つ多感な若者に向かって、いい加減なことは言えないという責任は感じます。
でもそれ以上に、「学校では習わなかったけど社会に出て学んだこと」や、「中学生のうちに知っておけたらよかったな」、ということを好き勝手に伝えられるという貴重な機会に、毎回ボク自身も楽しみなイベントだったりするからです。
感想で一番多かったこと
感想は32人の生徒から届きました。
その中で一番多かったのは、「コミュニケーション能力が高い方がよいかもしれない」と話したことに対する感想です。
32人中、7人の生徒がこのことにふれていました。
これは自分でも意外でした。
言いたいことをたくさん詰め込んだので、キャッチーなこのワードが、メモするきっかけになったのかもしれませんね。
印象に残った感想
その他に、印象に残った感想はこのようなものがあります。
それぞれがみんなうれしい感想ですが、あまり他の人が書いていないような感想を取り上げてみたいと思います。
話が上手で聞き入ってしまいました。
話がすごく面白く、聞いてて、居心地が良かったです。
この感想は、素直にうれしかったですね。
短いようで意外と長い40分。
中学生にもわかりやすいコトバで、伝わりやすいように考えました。
それに、保険というよくわからない仕事や、ともすれば説教じみた(笑)、人生の教訓みたいな話を延々とするわけですから、いかにシンプルに、そして「へぇぇ」となるような伝え方をするか、自分なりに考えたつもりでしたので。
だからこそ、教師という仕事を改めて、「すごい仕事だなぁ」と感じました。
40分間だけ「楽しい」と思ってもらえるような工夫でも大変なのに、これを毎日伝え続けるんだもんなぁ。
しかも、授業だけじゃなくて、生き方をも常に間近で生徒に見られているから、職場で油断できる時間も限られていそうですし。
頭が下がります。
今の世の中のきびしさを知りました。
というコメントに対しては「大人は楽しいよ」と伝えたはずなんだけど、どのあたりが「厳しい」という印象を持たれてしまったのか、唯一の謎でした。
保険のことだけではなく、私たちがどれだけ大切な存在なのかということに、気づかされました。1日1日をこれからも大切に生きていきます。
こうやって思ってくれる子ばっかりだったら、みんながみんなにやさしい社会になっていくんだろうな、って思います。
「あなたがだいすき」という本を、読み聞かせをした効果も含まれていたらいいな。
時間に遅れるということは相手の命を奪っている、その考えにとても感動して、これからは徹底したいと思いました。
これ、時間があまったから、普段からボクが気をつけていることを、おまけとして話したことなんです。
これが一番響いてくれていたんだぁ!と、話しておいてよかったと思いました。
これから毎日ブログ読み続けます。兄妹共に明るい性格で良かったです。ありがとうございました。
兄妹のことは、講義の後に何度か言われました。
「笑った顔が妹さんとそっくりですね」とか「動きが似ていますね」とか。
どうやら、若干落ち着きがなさそうで、オーバーリアクションなところが似ているようです(笑)
特に興味深かったのは、勉強と本の話です。
一番「余計なお世話って思われないかな」「伝わりにくいかなぁ?」と話し方を工夫した場所だったので、うれしかったですね。
知識は自分の魅力を出すことができるということがわかりました。私は、これからも勉強を大切にして、知識をいっぱい増やしたいです。
そう、知識をたくさん増やすことに加えて、人それぞれ色々な考えがあることを知って、どんな考えでもまずは一旦受け止めることができる器の大きさがあると、魅力が増すかもしれない。
そうやって思います。
人生は短いか、長いかというお話が印象的です。
私が心に残ったことは、親への感謝、あと自分がどれだけ生きれるかです。わたしは、感謝の会で6年生全員で自分の親の所に行き、親に手紙で産んでくれてありがとう!!!と書いたことがあります。親は泣いていました。
この方はとっても印象に残っています。
「親に『産んでくれてありがとう』って言ったことある人?」という問いに対して 、3年分9コマの講義の中で唯一(たぶん)、手を挙げてくれた人だからです。
ボクなんて、こんな考えを、生まれてから30数年知らなかったのに、中学生のうちに知っているなんてすごいなぁ、と思った記憶があるからです。
最後に
今回は3年連続、講師として校内ハローワークという中学校の行事に呼んでいただいて、その感想が届いたことについて書いてみました。
特に講師を変更する必要もないからなのか、生徒の感想を見て替えなくていいんじゃないかという判断なのか、妹が教師として在籍しているからなのか。
理由は何でもいいんですが、次の年に呼んでいただけることが、今年の評価なのかもしれないと勝手に思っています。
それに、ボク自身も、こうやって未来ある若者と接する機会も本当に貴重だと感じているので、また来年も呼んでいただけるとうれしいな、と思います。
最後になりますが、ボクの話を40分にわたって聞いてくれたみなさん、ありがとうございます。
そして、こういう行事を毎年手配されて、運営されている職員のみなさん、ありがとうございます。
また呼んでいただける場合に備えて、来年どんな話をしようかとワクワクしながら日々すごしていきたいと思っております。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。