こんにちは!
とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回は「なぜ遅刻をしてはいけないか」について書いてみます。
まずは、「うちで大事にしている3つのこと」について振り返ってみます。
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とーかいりん家で特に大事にしていること3つ
(1) 自己肯定感
自己肯定感は自分の考え方次第だが環境にも大きく影響を受ける
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(2) 人のせいにしない
人のせいにしないことの大切さ~自分に起こる現象は自分に起因すると思うと楽になる
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以前、(1)(2)の2つは既に書きましたので、今日は3つ目の話の「時間を守る」について書いていきます。
(3) 時間を守る
なぜ守らないといけないのか。
理由は大きく2つありまして、まずはこれ。
自分の信用を損なう
遅刻をすると、まず第一に自分の信用を損ないます。
「あいつは時間どおりに来ないやつだ」と思われるのはもちろんですね。
それに毎回遅刻するような人は、一事が万事。
時間管理以外にもルーズな人だと思われても、仕方ないですよね。
過去にこんなことがありました。
ヘッドハントする側が遅刻
10年以上前に、お客さんの関係者の外資系生保の営業職員から、「転職しませんか?」と声がかかって、都内の高級ホテルのラウンジで会うことになりました。
上司も連れてくるということで、ボクを含めて3人で会うことになっていたんですよね。
当時は違う業界にいて、生命保険の仕事にあまり良い印象はありませんでしたから、「生保かぁ」と思いました。
でも、求められるのは悪い気はしませんから、個人的には会うことを非常に楽しみにしていたことは覚えています。
ところが初回から2人は10分程遅刻。
もちろんボクは時間どおりです。
話を聞いてもらう側が遅れてくるなんて、なんと意識の低いことか。
と思いましたが、その時は話をちゃんと聞きました。
そして、2回目のアポイント。
同じく2人で来るとのことでしたが、何の連絡もなく5分過ぎましたので、その場を後にしました。
「こんな無礼者と一緒に働くなんてまっぴらごめんじゃー!」と怒り半分、呆れ半分。
せめて、時間までに到着できないとわかった時点で、遅れる旨の連絡をするなどの対応があればまだ違ったのかもしれませんが、それもない。
待ち合わせの時間から10分くらい経った時にやっと、ホテルに着いたんでしょうね。
そこにはボクはいないのがわかって、焦って電話をかけてきたようです。
「あれ?どうしました?」
「どうしました?ですって?遅刻をするような人とは一緒に働く気はありませんので帰ってきちゃいました。」
向こうにしてみれば、「なんだよちょっとくらい待っててよ」くらいの感覚だったと思いますし、帰ってきてしまったボクの気持ちなんかきっと理解していなかったんじゃないかと思います。
時間どおりに現れて、ちゃんと面談をして、その方の誠意や、会社の仕組みなどを魅力的に伝えることができていれば・・・
もったいないことしましたね、って我ながら(笑)
3年間で9割が廃業してしまうような生命保険業界で、10年続いている(そこそこ)優秀な生保マンを1人、獲得しそびれてしまったんですから。
時間を守ることはとっても大事なことです。
明らかにボクからの信用を損なって、チャンスを逃してしまいましたもんね。
相手の命を削る
もっと大事なのはこっちの理由。
自分の信用を損なうくらいならまだいいんです。
自分が損するだけですから。
でも、相手の命を削ってはいけません。
そんなことする権利は、誰にもありません。
どういうことかというと、約束の時間に遅れるということは、相手の時間を奪うことになります。
1人の人間に与えられた一生のうちの時間は限られていますから、時間を奪うということは、相手の「命を奪う」まではいかなくとも、「命を削る」ことになります。
でもやっぱり、命を「奪っている」んだと思います。
私は絶対に遅刻しない
と言う人に1人だけ会ったことがあります。
同じように、「遅刻は相手の命を削ること」とお考えで、だからこそ、「私は絶対に遅刻しない」と断言されていたのです。
素晴らしいことだと思います。
理想はそうあるべきですが、生きていく上で「絶対」ということはあまり使わないようにしているので、とーかいりんの場合は「絶対に遅刻しない」とは断言しません。
電車が遅れることもあるでしょう。
突発的に具合が悪くなる時もあるでしょう。
生きていれば、どんな不測の事態が怒るかは、完全には予想できないものです。
だからといって、「遅刻が許される理由」にはなりません。
相手の命を削ることになるからです。
万が一遅刻をしてしまうようなことがあれば、「相手の命を削ってしまった」ことに対して、誠実にお詫びをするに尽きます。
決して「ごめんごめん」などと安易な謝罪で済まされるなどとは思わないことです。
到着は1時間30分~30分前を目安に
待ち合わせする際に、以前は、5分前に現地にピタっと到着するように、電車の乗り換えを綿密に調べて、ちょうどに着くように行動していました。
そこから逆算を重ねて、家を出る時間、起きる時間と、決めていくんです。
でも、そうすると、何か1つでもズレると、予定通りのスケジュールに戻すまでがとっても大変になってしまいます。
だから最近はこうしました。
テキトーに出発する
ただし、現地に1時間30分~30分前には到着して、仕事でもしていればいいんです。
そうすれば、たとえ電車が大幅に遅れても、たいして気にすることはありません。
違う路線で迂回する時間的余裕もありますし。
乗ろうと思っていた電車が「なんか混んでてイヤだな」と思ったら1本やりすごせばいいし。
とにかく、余裕があるってことが大事だと思うんですよね。
だから、テキトーが一番!と思うようになりました。
出発する時間を調整して、電車の不確定な運行や、不確定な道路の混み具合いに身を任せるよりも、目的地の徒歩圏内に早く到着しておいて、現地で調整する方が、よっぽど心理的負担も軽くなるというもんです。
息子にどう伝えるか
毎朝、学校に行く準備をする息子に向かって、「時間を守ることの大切さ」をどうやったら理解してもらえるのかと腐心しています。
起きてからは、ご飯を食べたり、シャワーを浴びたり、学校に持っていくものの準備をしたり、歯を磨いたり、やることはたくさんあります。
それでいて、出発する時間は決まっています。
「時間を自分で見てね」とは言っておいても、自ら動いて出発の時刻に間に合わせようとする気配は、あんまり感じないのが困りものでして。
でもあんまり言うまいと思って、放っておくと、あっという間に出発の時刻となります。
ボクが大事に感じる順番としては、時間を守ることが一番大事で、
出発時間を守る>歯を磨く>持ち物の準備
の順番なので、たとえ準備ができていなくとも、そのまま出発させて、学校に行ってから「不便な思い」を身をもって体感するのがいい、と思っているんです。
そうすれば、「次の日からは不便な思いをしないように、時間を見ながら準備を進めよう」と思うきっかけになると思うからです。ならないかもしれないんですが。
ここで妻との意見が相違してしまいました。
妻は、忘れ物をするか、遅刻をするかは本人が選べばいいということなので、出発の準備を手伝ってあげようとするやさしさがあるんですよね。
いったい、この問題はどうやって解決したらいいのか。
どうやったら伝わるのか。
時間を守らないと、人に迷惑をかけ、自分の信用にも傷がつくので、本人にわかってもらえるまで、根気よく伝え続けていきたいと思っています。
今回は、「時間を守る」ということについて書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。