ブランコを押してほしいという息子にちょっと面倒さを感じた時にふと思ったこと

こんにちは!
とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回は、公園で息子がブランコをしている時に「押して」と言われて、感じた気持ちについて書きます。

公園で遊ぶ機会が増えた

あまり出かけることをよしとしない風潮の中で、ボクたち親子は家でゲームをする時間が日に日に長くなってきています。

学校が休み。

学童も休み。

少年野球も休み。

野球教室も休み。

でもあまりにゲームばかりでも体によくないので、妻の「今日はいい天気だねぇ」という掛け声とともに、公園にでかけたりします。

そうすると、公園ですることは大きく3つ

「キャッチボール」「サッカー」「ブランコ」です。

キャッチボールをしていても、息子は同級生を見つけると、ボクの存在を忘れてしまったかのように、走って行っちゃいます(笑)

そういう時はやっぱり、子どもどうしの関係にはかなわないなぁ、って思います。

もう、意味わからないことを言い合って、笑い転げたりしていますから。

特に男の子どうしだと、ホントに意味わかりません(笑)

ブランコ

そんな息子は、しばらくキャッチボールをすると、ブランコをしたがります。

本当にブランコが好きみたいですね。

ひとしきり楽しんだ後に、次のお友達に譲って、また並ぶ。

そのくらい好きみたいです。

小学2年生になった息子は、いつの間にか自分でこぐことができるようになっています。

そんな息子が何度も何度も「ねぇ、押して~」と言ってきます。

ボクはゆっくり見ていたいし、なにより、ボクが押すと、息子が飛んでいってしまいそうで、ちょっとおっかなびっくりなのです。

自分でも、4時~8時くらいの振り幅までは漕げるんですよ。

それなのに、「もっと押して」って言うので、「充分じゃないの?」って思ってしまうんです。

かなり速いスピードで行き来している、息子の背中を押すのもひと苦労です。

しかも、一気に押したら危ないから、そ~っと力が伝わるように、それでいて速いスピードで押さないと、スピードがプラスされません。

あとは、ボクが押して3時~9時ちょっと手前くらいまで振れると、前方向の一番高いところで、一瞬息子が浮くように「カコっ」ってなるのが、見ていてヒヤヒヤしてしまうのです。

だから、できたら自分で漕げるだけのスピードと振り幅で、自分なりに楽しんでよ~、と思って、なるべく見ているようにしていたかったんです。

でも、ふと思いました。

「こうやってブランコを押してってせがまれるのはいったいいつまでなんだろうな」って。

2学年上の男の子たちは、既に子どもだけで遊びまわっていますから、そう考えると「もう2年もないのかな」とか。

なんだか、息子と遊んでいると、そうやって「必要とされなくなる自分」のことを想像して、しんみりしたりすることが増えているんですよね。

その度に、「こんな風に求められること自体が貴重なんだな」って思って、その日のブランコだって、面倒がらずに、息子がせがんでくるままに押してあげようと思って遊びました。

昔はブランコが怖かった

更にそこで息子が言ったひとこと。

「オレ、昔はブランコが怖かったよね」

「→オレ→」と平坦に読むのではなく、「↑オレ↓」と「オ」にアクセント記号が付く、子ども特有の「オレ」です(笑)

「でも、今は怖くないんだよ」

たしかに、つい最近まで、「揺れる物」が苦手で、自分が乗って揺れることはもちろん、ボクがブランコに乗って前後に揺れることですら嫌がっていました。

ボクだって乗りたいのに(笑)

息子が嫌だっていうんだから、乗ることは諦めてましたけど。

他にも、家の中でゆらゆら揺れるものがあると、わざわざ止めに行ったり、そういう時期もあったな、なんて懐かしくなったり。

いつの間にか、そういう時期も過ぎちゃったなぁ、なんて思うと、やっぱり時が流れるのは早いのです。

仕事の最中に来る息子

家でボクが仕事をしている時に、1人で遊んだり本を読むことに限界を感じた息子が、部屋に来て話しかけてくる時があります。

1人でゲームをしていて、「ちったんに教えてあげたい!」という感じで目をキラキラさせながら、何かを伝えにくる時もあります。

そういう時にも、「仕事だから」って冷たくあしらうのではなく、ちゃんと体を息子の方に向けて、目を見て話を聞いてあげるようにしようって決めています。

もちろん、どうしても手が離せない時もありますけどね。

そういう時は、状況を話して、「〇〇分後くらいに行くね」って言うようにしています。

「(何かを)伝えたい!」という純粋な気持ちは、できる限り大切にしてあげたいと思っています。

といった感じで、そんなことを強く思う今日このごろでした。

今回は、ブランコに乗って背中を「押して~」と言う息子を見て思ったことを書いてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。




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