こんにちは!
とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回はこれまで旅してきた中での最大のピンチについて、思い出したので書いてみます。
旅人生で最大のピンチ
2025年5月に行ったギリシャ旅行で、一番「これはマズいぞ」って感じたのはなんだったでしょう。
スリではありません → 治安は非常に良かったです
ぼったくりでもありません → そういうのは無縁の国でした
ストライキでもありません → 運が良かった!
なにかと言うと…
予約したホテルに行ったら、なかったんです(笑)
文字通り「ホテルがない!」
最近、旅でのピンチについて話す機会があって、この事件を思い出したので記録に残しておきます。
ギリシャに何をしに行ったかというと、ずっと夢に見ていたナヴァイオです。
そのことについて書いた記事はこちら

ナヴァイオ~ギリシャの秘境ビーチ~20年来の夢が叶った
https://rinsuke.com/navagio/
成田~イスタンブール~アテネ16時間の旅
成田から飛んで、イスタンブール経由でアテネ空港に到着したのは20:30。
16時間もかかりました。
それまで9回行ったことがあるバンコクまでの6時間でさえ、体にこたえるなぁと感じ始めていたので、はたして16時間は耐えられるのだろうか?なんて思っていました。
時差ボケにならないコツは機内でできるだけ寝ること。
たっぷり寝たりしていたら、あっという間(でもないけど)の到着。
意外となんとかなりました。
入国審査を済ませ、電車で市内へ向かいます。
ホテルを予約していたのはアテネ中心部のシンタグマ広場の近く。
その広場に着いたのは23:30頃でした(着陸から3時間後)。
「やっと着いたー!」
深夜なのにテンションは高めで、のんきにシンタグマ広場で記念撮影なんかしながら、ホテルへ向かいました。
トップ画像がそれです。
ホテルらしきものが見当たらない
ところが、Googleマップを頼りにたどり着いた場所にはホテルが見当たりません。
「あれ?」
少し周辺を探します。
でも見つからない。
どころか、そのあたりの建物にはホテルの入口らしきものはおろか、明かりも付いていない。
Googleマップを見る。
また歩く。
やっぱりない。
周囲を見渡してもホテルらしき建物がない。
そんなことある?(笑)
シンタグマ広場の周辺は明るく、人通りも多くて賑やかでした。
ところがホテルのあるはずの場所は薄暗い。
しかも深夜。
だんだん笑えなくなってきます。
Googleマップを頼りに、ホテルがあると思われるブロックをぐるぐる歩き回りました。
86リットルの巨大なスーツケースをガラガラ引きずりながら。
1周。
2周。
それでも見つからない。
気づけば30分くらい探していました。
でも、やっぱりない。
ホテルがないんです。
そのホテルがあると思われる建物の、1階の奥まった場所に閉店作業中の飲食店がありました。
もうダメ元です。
「ここってホテルですか?」
すると店員さんはあっさり、
「そうだよ」と。
ホテルあったー!やっぱりここだったんだ!
と思ったのも束の間。
建物の入口には番号入力式の鍵がかかっています。
当然、暗証番号なんて知りません。
また途方に暮れました。
救世主?の登場
するとその時、そのホテルの宿泊者らしきおじさまが帰ってきたのです。
まさに救世主!
事情を説明すると、いろいろ教えてくれました。
まず衝撃だったのが、「フロントはない」という事実。
え?
ホテルなのに?
どうやら4階から上がホテルになっているらしく、おじさまが中に入れてくれました。
とりあえず4階へ。
でも、そこにあったのは4つほどの部屋のドアだけ。
フロントらしきものは何もありません。
受付もなければ人もいない。
本当に誰もいない。
幻の予約確認メール
おじさまによると、予約確認メールに「建物に入るための暗証番号」「部屋に入るための暗証番号」が送られてきているはずとのこと。
なるほど。
それなら話は早い。
そう思ってメールを確認します。
でも、そんなメール来ていなかったような…
ない。
やっぱりない。
何度見てもない。
迷惑メールも確認する。
予約サイトも確認する。
メールを最初から全部見直す。
それでも、ない。
終了です。
オーナーに電話しても出ない
おじさまは親切にもホテルのオーナーへ電話してくれました。
でも出ません。
電話番号を教えてもらい、今度はボクがかけます。
でも出ません。
何回かけても出ません。
時刻はすでに深夜の24時をまわっています。
考えてみれば当然です。
しかし、その親切なおじさまをいつまでも引き止めるわけにもいきません。
かといって、この建物から出たら、もう二度と中へ入れません。
少なくとも寒い時期ではありませんでした。
だから4階の廊下にいれば、命の危険はなさそうです。
でも、成田から16時間以上かけてギリシャに到着。
さらに空港からホテルまで移動してきて3時間。
ホテル探しで1時間近くさまよう。
千葉の自宅を出発してから既に24時間が経っています。
体力は完全に限界でした。
今すぐシャワーを浴びたい。
今すぐベッドに飛び込みたい。
なのにボクは深夜のアテネで、自分の部屋にも入れず、誰もいないホテルの4階に立ち尽くしていたのです。
この絶望感が伝わるだろうか…
別のホテルを探すか…
もう仕方ありません。
Googleマップで近くのホテルを検索し、飛び込みで泊めてもらえるところを探すことにしました。
幸い徒歩圏内に何軒かホテルがあります。
その中から良さそうなホテルを選び、またまた大きなスーツケースを転がしながら突撃。
すると、泊まれました!
本当に助かった!
値段は155ユーロ(1ユーロ160円くらい)だったので、日本円で25,000円くらい。
決して安くはありません。
でも、この時のボクにとっては金額なんてどうでもいい。
「今夜ちゃんと寝られる」
それだけで十分でした。
重いスーツケースを部屋に運び込み、ベッドを見た瞬間の安心感といったらありません。
ふぅーーーっと大きく息を吐きました。
遅すぎた電話
その時です。
スマホが鳴りました。
なんと、最初のホテルのオーナーからの電話です。
おいおいおいおい!
今かーい!
とは思いましたが、もちろん飛びつきます。
そして再びスーツケースを引きずって最初のホテルへ。
建物の入口の暗証番号を聞き、
部屋の暗証番号を聞き、
ドキドキしながら入力。
ガチャ。
開いたー!!
さっきまで目の前にありながら入れなかった部屋のドアが開いたー!!
思わず一人で感動してしまいました。
そして中に入ってさらにビックリ。
めちゃくちゃオシャレ。
外の薄暗い通りや、フロントもない不安な雰囲気からは想像もできないほど素敵なアパートメントタイプの部屋でした。
いやぁ、良かった。
今までの苦労が全部吹き飛ぶくらい良かった。
あれ?ちょっと待てよ?
さっきのホテル、キャンセルできるかな?
できないよなぁ。
でも聞くだけ聞いてみようかなぁ?そう思い、恐る恐るフロントへ。
チェックインの手続きをしてくれたナイスガイに事情を説明して聞いてみましたが…
「ごめんけどキャンセルはでけへんのや」とのこと。
ですよねー!残念!
でも、ちゃんと泊まれる部屋が確保できたんだから良しとしましょう。
今回学んだこと
海外旅行では、予約確認メールは必ず最後まで読みましょう(笑)
と言いたいところですが、
今回はちゃんと読んでいたんです。
アゴダから届いた予約確認メールも確認していました。
でも、「フロントはありません」「建物に入る暗証番号は別途送ります」なんてことは夢にも思わないじゃないですか。
(旅慣れてる人なら、そういう経験をしている方もいそうですけどね)
しかも、その肝心の暗証番号メールが見当たらない。
何度もメールを見返したし、迷惑メールフォルダまで確認しました。
でも見つかりませんでした。
オーナーいわく、アゴダ経由で予約したから、ボクのメールアドレスが自動生成されたもので、送信するすべがなかったのだとか。
それに、後からアゴダのクチコミを読んでも、Googleマップのクチコミを読んでも、フロントがないことや、鍵の番号が事前に送られてくるような情報を得ることはできませんでした。
だから、学んだはいいものの、次回に活かすことは難しそうです(笑)
肝心の部屋は?
結果的には無事に部屋へ入ることができました。
しかも中は、外観や周辺の雰囲気からは想像もできないくらい素敵なアパートメント。
今までの苦労が全部吹き飛ぶくらい快適な滞在になりました。
しかし代替として飛び込んだホテルの25,000円は返ってきませんでした(泣)
でも考えてみれば、あのままオーナーと連絡が取れなかったら、ホテルの廊下で朝を迎えていたかもしれないし、最悪の場合はアテネの街で野宿していたかもしれません。
そう考えれば25,000円は安心料。
むしろ最高の結末だったのかもしれません。
人生で初めて体験しました。
「ホテルはあるのに泊まれない」という珍事件を。
今となっては笑い話ですが、あの夜のアテネでは、まったく笑えませんでした(笑)
まあ、初日にこんな事件がありましたけど、アテネ3泊、ザキントス島2泊、アテネ2泊の7泊9日ギリシャの旅は最高でした。
海外どこがオススメ?と言われたら、迷わずギリシャ!って言うくらい素晴らしい国です!
食も観光も人も買い物も、何もかもが素晴らしい体験でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。



































































