こんにちは!
とーかいりん男爵こと東海林大介です!
年に1度のブライトリングの「メンバーズサロン」に行ってきました。
今回も東京会場は、恵比寿ガーデンホールでの開催です。
メンバーズサロンに招待されるのはどんな人?
このサロンはブライトリングの時計を正規代理店で購入したメンバーが毎年招待されるイベントです。
ブライトリングの時計の購入経路は様々ですが、代表的なものは次のような経路です。
(1)国内の正規代理店で購入
(2)業者が海外で買い付けてきたものを、日本国内で並行輸入品として購入(安く売られていたり、日本では売られていないモデルもあったり)
(3)自分で海外で購入
このうち、(1)の人だけが、クラブブライトリングのメンバーとなり、年に2回の会報誌が送られてきたり、年に1度のメンバーズサロンへ招待されることになります。
メンバーのメリット
この他に、メンバーになることのメリットとして、時計のオーバーホール(分解洗浄)の料金が半額になる、ということがあります。
ゼンマイで動く機械式の時計は、定期的なオーバーホールが必要になります。
個人的には、正規代理店以外で購入した時計のオーバーホールの料金を「倍に」設定しているという感じがするのですが、、、
ものは言いようですね。
とーかいりんはと言えば、これまでにたったの1本の時計を購入しただけですよ。
しかも、はるか19年前の2000年にです。
それなのにこれまでもずっとそのサービスを受けてきました。
購入時に「ウソでしょう?そんなすごいサービスが今後ずっと?」と思いましたが、今のところ19年ずっとです。
これはすごいことだといつも感じています。
でもまあ、今後1本でも売れたら、それだけで充分な利益があがることが間違いないですから、非常に素晴らしいマーケティング手法のファンサービスと言えます。
この規模でこんなことをしている時計メーカーや、メーカーの輸入代理店がありますか?
無知なだけかもしれませんが、聞いたことがありません。
実際に、一度購入して魅力を知っている人こそが、最も有望な見込み客だとも言えるので、そこを大事にすることは、とっても有効なことだと考えます。
でも、でもなんですよ。
今のブライトリングは時計が巨大化しすぎて、価格も高騰しすぎて、そして、デザインが革新的すぎて、とても新品を正規代理店で購入しようと思う魅力を感じない、というのがボクの正直な今の印象です。
※ あくまでも2019年5月現在の心境です。
現在の価格は当時の2倍!
少しふれましたブライトリングのマーケティング、それとブランディングはうまいなぁ!とずっと思ってきました。
買う前の人を憧れさせる力、買った後の人を魅了し続ける力は、本当に素晴らしい企業努力をしていると感じます。
そんなマーケティング、ブランディングが成功して、過去から度重なる値上げを繰り返してきた結果、今のブライトリングは、とーかいりんが購入した当時の倍くらいの価格設定になっています。
とーかいりんに先見の明があったというのか、ブライトリングの強気すぎる値上げが成功したというのか。
まあ、どっちもでしょうね。とかいって。
今でこそ有名になり、憧れの時計の1つになっているみたいですが、購入した当時は知ってる人はほとんどいなくて、キラッキラに磨き込まれたポリッシュ加工の本体とブレスレットに気付いた人から
「カッコいい時計ですね!どこのですか?」
「ブライトリングっていうんですよ」
「ふーん。知りませんでした〜。」とか、
「あ~知ってます~ブライト『ニ』ング!」とか、
そんな感じのやり取りがよくありました。
とーかいりんとしては、「高級時計といえば?」の問いに間違いなく1番多く名前が挙がる、スイスのあの時計は絶対に買いたくなかったんですよね。
歴史もあるし、こだわりが詰まった時計であることは間違いないんですが、その魅力を語れるくらい好きで付けている人がどれだけいるのか。
ということを考えると、ミーハーだと思われるのが嫌で、その選択はとーかいりん的にはナシになります。
いや、何言ってるんだ!ミーハーじゃないか!というツッコまれそうなジャンルもありますけどね。
メンバーズサロンの中身は?
新作を含めた全モデルが一同に解するだけでなく時計の診断をしてもらえたりもします。
あとは、かっこいいプロモーション映像が流れていたり。
昔はオードブルが出て、ワインも飲めて「こんなにしてもらっていいんですか?」というくらいの大盤振る舞いでした。
それに、楽しめるコーナーもふんだんに用意されていたと思います。
でも最近は、どんどん内容が薄くなってきていますねぇ。
今回も時計の展示にソフトドリンクと、ぬりえコーナーだけだったなぁ。
「ただ新作にふれられて、どこかの正規代理店からヘルプに来ている人から直接魅力を聞かせていただける、という売り込みがメインのお披露目会」の色が濃くなってしまっているのが、なんだかなぁって気もします。
注)実際にはこの会場では購入できないので、売り込まれることはありません。
あ、でもやっぱり、2000年に1本購入しただけの不良顧客までも毎年招待し続けてくれている太っ腹な会社なので、文句を言うのは野暮ってもんですね。
ちゃんとこうしてクチコミして、わずかながらでも宣伝しているので勘弁してくださいね。
ブライトリング・ジャパンさん。
【結論】ブライトリングのメンバーズサロンの魅力は大きく2つ
・新作を含めた全モデルにふれられること
・来場ノベルティが魅力的であること
ちなみに今、欲しい時計のトップ3は、ブレゲのトランスアトランティック、IWCのポルトギーゼ、ブライトリングのコスモノート(裏蓋スケルトン)です。
いつになったら買えるかは未定です。
別の機会に、とーかいりんが時計好きになった経緯についても書いてみたいと思います。
時計のゼンマイのメカニズムにロマンを感じて、大学卒業後は時計職人になるための専門学校「ヒコ・みづのジュエリーカレッジ」に行こうとさえ思ったことがあるくらい、時計の仕組みに魅力を感じている人なんです。
今回はブライトリングのメンバーズサロンに行ってきたことについて書きました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。