1日崩れないネクタイのディンプルの秘訣を偶然にも発見したので言語化してみる

こんにちは!
とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回はネクタイのディンプルを作るコツについて。

「ディンプル」とはネクタイのくぼみのことで、これを作っておくと、ネクタイに立体感が出るという効果があるんです。

ディンプルができなくて困っている、ネクタイ初心者の方の役に立てばいいなと思って、書いていきます。

きっかけは聞かれたこと

ある日、日常的にネクタイをする友人に「どうやったらそういうキレイなディンプルができるんですか?」と聞かれました。

その時に「あ、これ、需要あるんだ」と気付いたことがきっかけで、ディンプルの作り方について書こう!と思いました。

その友人の奥さんいわく、

「ディンプルを作っても、1日もたないんですよね」

「1日もたないどころか、作ったそばから緩んでいくんです」

こんな感じでした。

なるほど。

ボクも少し前まではそうでした。

作ってもすぐになくなっていくので、作っても無駄だと諦めて、ディンプルは作らずにネクタイを締めていました。

そんなボクがどうやってディンプルを作るようになったかというと、あることに気が付いたからなんです。

とうかいりんも以前はディンプルが苦手だった

You Tubeを見て研究しても、うまく作れる友人に教えてもらっても、なんかしっくりこないんですよね。

動きをよーくみても、わからなかったのは、きっと見様見真似(みようみまね)だったからだと思います。

「どうしてそうなるのか」を言語化されていなかったんじゃないかと思います。

だからボクは言語化します。

それが次の(2)の理由です。

ディンプルがうまくできなかった理由

うまくできなかった理由に気付きました。

まずはこちら。

(1)ネクタイが安ものだったから

今でこそ、ネクタイは鎌倉シャツのものばっかりになっていますが、以前はシャツほどにはこだわりがありませんでした。

「そんなに高級感に違いもないのに、高いものを買うのはもったいない」

こんな風に考えていました。

ナイロンのネクタイとか、シルクでもあまり上質でないネクタイとか。

そういうものだと、うまくディンプルができずにツルンとなくなってしまう傾向にあるかもしれません。

今は、鎌倉シャツのネクタイばかりになって、「ディンプルができない」というネクタイはなくなりました。

やはり、上質なネクタイは、ディンプルを作るのが簡単なんじゃないかなって思っています。

上質って言っても、5,000円とか6,000円とかで買えるので、そんじょそこらのショップのネクタイを買うくらいなら、充分に安いと感じています。

品質にもムラがなく、どれを買っても満足感を得ています。

「長すぎる」こと以外にはですけどね(笑)

しつこいですけど、この問題は本当に、鎌倉シャツになんとかしてほしいと切に願っております。

鎌倉シャツのネクタイについて書いた記事はこちら

鎌倉シャツの長過ぎるネクタイ問題の解決策|小剣が大剣から飛び出すのに困るあなたへ
https://rinsuke.com/tie-too-long/

ちなみにこの記事、このブログ全体で、常に読まれている数がナンバー1なんです。

毎日毎日、閲覧数が1位なんです。

どこかの誰かの役に立っているかもしれない、って妄想するのはうれしいことだったりします。

(2)2つの動きを同時にするから

それは、ディンプルを作りながら、全体を締めようとしていたからなんです。

どういうことかというと、

「三角の結び目が『全体的に』緩い状態で」

「ディンプルを作りながら締めようとしていた」

からなんです。

ではどうすればいいかというと、

「大剣を下に引っ張るところ以外はある程度締めてから」

「ディンプルを作りながら大剣を引っ張る」

ということです。

具体的には

前に垂れる大剣を引っ張るのではなく、奥を引っ張るんです。

「奥」とは、大剣の「結び目を挟んだ奥側(首側)」の根本のことです。

ボクの場合は、右手の親指で引っ張ります。

こんな感じです。

左手は、結び目の形を整えるように添えて、右手で大剣の奥を引っ張ります。

この時に、引っ張りすぎると、結び目の前側の生地が上にズレていってしまうので、適宜、前側の生地を下に引っ張りながら形を整えます。

そうすることで、結び目だけが締まっていき、あとは大剣だけを調整することができるようになります。

こんな感じで、三角形が小さく締まってきました。

その大剣を調整する時に、少しネクタイの結び目の中に人差し指を差し込んでディンプルを作っておくと後が楽です。

右手の親指と、左手の人差し指を使って、大剣を上げ下げしながら、ディンプルを作っておくんです。

その後に手を話すとこんな感じ。

そのままゆっくりと、ディンプルが崩れないように、微調整しながら大剣を引っ張って、スルスル下ろしていくのです。

この方法を自分で思いついてから、キレイなディンプルを作ることができるようになりました。

個人的にはものすごい大発見だと思っています(笑)

大剣の奥を先に締めるということは、ググっても見つけることができなかった方法ですから。

といっても、探せばどこかにありそうな気もしますけどね。

結論

「結び目の奥側を引いて締めながらディンプルを作る」

これでどうでしょう!

ディンプルを作りたいだけど、いつもうまくいかないんだよね、という方は、この方法を試してみてくださいね。

改めまして完成形を。

最後にひとりごとを言ってこの記事を締めたいと思います。

プレーンノットのアシンメトリー(左右非対称)な感じが好き!

今回は、ネクタイのディンプルをうまく作って、1日もたせるための結び方について書いてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。




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