こんにちは!
とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回は、我が家にある日本酒専用の冷蔵庫について書いてみます。
いやぁ、これは買ってよかったです。
それほど高価でもない冷蔵庫1つで、こんなにも幸せになれるなんて、買うまでわかりませんでした。
日本酒好きなあなたには「買った方がいいですよ」と強くオススメしたい逸品です。
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日本酒に目覚めて間もなく4年
2015年の10月から日本酒が好きになって、早いもので4年が経とうとしています。
本当に早いなぁ。
完全ビール党だったとーかいりんが日本酒にどっぷりハマってからは、日本酒がうまい店に行く度に、日本酒の開拓をすることに余念がありませんでした。
「日本酒をこだわって仕入れている店は、料理がうまい」
という法則はだいたい合っているんじゃないかと思っています。
いわゆる「よくある日本酒」しか置いていない店が、料理がうまくないかと言うと、そういうわけでもないんですけどね。
小規模な酒蔵の日本酒は、通年ものもあるのかもしれないけど、ロットが小さいものがどんどん入れ替わります。
だから、そういう日本酒を扱うようになると、店としては毎日のようにメニューを書き換えないといけなかったりします。
そんなメニュー作りの手間を毎日かけるのは大変ですもんね。
お客さんは喜びますけどね。
でもね。
毎日の仕込みだけでも大変なのに、そういう努力を惜しまない店にこそ、ボクは拍手を送りたいと常々思っています。
欲しい日本酒があったらすぐに買える
冷蔵庫を買うまでは、「これうまいよ」とオススメされても、買うことができないケースがほとんどでした。
できれば立てて保管したい日本酒を、まず1本目は野菜庫に寝かせて入れてある上に、メインの扉に一升瓶(1.8リットル)を立てて入れると、それだけで肩身が狭くなります。
一般的な家庭では、四合瓶(720ml)を買うのが無難なのではないでしょうか。
この段階では、妻から不満が上がってくるかどうかのギリギリのラインだと、そんな雰囲気を感じていました。
そこへ、もう1本・・・
なんてことになったら、きっとダムが決壊するかのごとく、日本酒自体を拒まれやしないかと、自粛をするのでした。
日本酒用の冷蔵庫なんていらない
だから、さすがのとーかいりんも、妻にお伺いを立ててみました。
「冷蔵庫に日本酒が何本も入っていると邪魔だよねぇ」
「専用の冷蔵庫があったら、きっと便利だよねぇ」
「このくらいのサイズだから、あっちの部屋にも置けるよねぇ」
「きっと、パーティーできちゃうよねぇ」
なんて感じで、そろりそろりと「買うぞ~」「買っちゃおっかな~」という空気感を作り上げてみました。
でも妻の答えは、否定はしないものの常に冷ややかでしたねぇ。
まさか本当に買うなんて思わずに、のらりくらりとかわします。
「そうかなぁ」
「え~そんなのいらないでしょう」
こんな感じです。
妻が帰宅すると家にあった
それから迷うこと24時間くらい(たったの24時間!)。
ネット通販のカートに入れてあったレマコムの冷蔵庫を・・・
思い切って・・・
ポチ
買ってしまった~!
あとは、届くのを待つだけ。
受け取り時に突き返されても困るし、搬入を拒否されても困るので、日中にボクしかいない時間帯に受け取ります。
帰宅した妻は、しばらく気が付きませんでした・・・
が、見るなり、二度見(笑)
「え?なにこれ?えええ~!買ったの?」と笑っていました。
買ったもんは仕方ない。
けど、こんなにすぐに家に存在しているとは・・・
と、驚き半分、呆れ半分、という感じでしょうか。
まあでも実際に、家用の冷蔵庫に日本酒が鎮座するという事態は、まったくなくなったので、喜んでいる・・・
と思っています。
たぶん。
買ってよかったこと
日本酒会を毎月開催するようになった
第28回目の我が家の日本酒会を開催~10人で15本開けて飲んだ
https://rinsuke.com/sake-houseparty-28th/
ボクも楽しいですし、参加者にも喜んでもらっていますし、息子も、ちったんの友達が大勢やってきて遊んでくれたりするので、楽しみにしてくれています。
欲しい日本酒を気軽に買えるようになった
冷蔵庫に2本入るかどうかの時代から比べると、驚くべき収納力です。
一升瓶が16本、四合瓶なら25本を立てて保管することができます。
更に、その上部にはカゴが設置されているので、あと何本かは寝かせて収納することができます。
日本酒会用に15本くらい買って、自宅用に何本か、その先の日本酒会用にまた何本かある時でも、満タンになったことはまだ1度もありません。
ギリギリの時はありましたけど。
日本酒を-5℃で保管できる
日本酒は生き物なので、未開封でも温度が高いと熟成が進んでしまったり、酸素に触れると酸化という名の劣化が始まります。
酸化についてはこの方法で限りなく酸素を抜いて、劣化スピードを遅らせます。
開栓後の日本酒の保管にはワインでおなじみの「バキュバン」がオススメ|飲み切る目安は10日くらい?
https://rinsuke.com/vacu-vin/
一方、温度による熟成対策はこんな感じです。
熟成を遅らせてくれて、おいしい状態を保ってくれるのがマイナス5℃くらいと言われています。
この冷蔵庫は、「冷蔵庫」とはいえ、無段階で8℃~マイナス20℃まで冷やすことができる優れものなのです。
マイナス5℃で、日本酒が凍らないのかって?
凍らないんです。
アルコール度数が高く、15度前後である日本酒は、マイナス5℃では凍らないんですよね。
いったい何℃以下で凍るのかわかりませんが。
この冷蔵庫を買ってから思うのは、普通の冷蔵庫では、より熟成が進んでしまうんだろうなということ。
上のフタを開けるタイプなので光が入らない
日本酒を劣化させる敵は、紫外線とも言われています。
ガラス扉ではないので、日本酒たちを眺めながら一杯、というわけにはいきませんが、真っ暗闇で保管することができます。
結露の心配がない
ガラス扉がないメリットでもありますが、結露しないので、掃除の必要がありません。
ただし、1年に1度くらいの割合で、内部の霜を取る必要があります。
これが面倒なんですが、ザクザク取れて、やり始めると楽しいんです。
買ってからもたらされた幸せ
こんな感じで、日本酒専用の冷蔵庫を買って良かったことばかりです。
たったの(?)と言うと語弊があるかもしれませんが、普通の家族サイズの冷蔵庫から比べると、はるかに安価で、日本酒生活が一変すること間違いなしです。
そのくらい、我が家に大きな幸せと、たくさんのゲストを招く機会を運んできてくれました。
何事もやってみないとわからないものですね。
結果オーライな感もありますが、もともと酒があまり強くない妻も、ボクがあれこれ飲んでいることで、「ひとくちちょうだい」なんて言いながら、日本酒が好きになるきっかけにもなりました。
そんな妻と、一緒に猪口でうまい酒を飲む時間は、それまでにはなかった、本当に貴重な時間。
そんなものまでもたらしてくれました。
日本酒用に冷蔵庫を買うかどうか悩んでいる方には、「是非!」とオススメしたいです。
今回は、日本酒専用の冷蔵庫を買って、快適日本酒ライフを送っていることについて書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。