こんにちは!
とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回は横断歩道について。
歩行者として待っていても、車が全然止まってくれないことに、いつも憤りを感じています。
今回は怒っています。
目次・読みたい個所へジャンプ
横断歩道、止まってますか?
突然ですが、あなたにお聞きします。
横断歩道でちゃんと止まっていますか?
そうです。車を運転する場合の話です。
今回は特に「信号のない」横断歩道についての話です。
この日本では、横断歩道で止まるべきは、「車ではなく歩行者」という風潮にあり、実際にそういった場面をよく目にします。
実際に横断歩道で立ち止まって待ってみても、車が止まってくれることはほとんどありません。
たまに止まってくれる良心的なドライバーに遭遇すると、感動すら覚えます。
いや、感動って、そもそもそんな状態が本末転倒でしょうが!と憤りを感じるんですよね。
そんな状態だから、「歩行者優先」というルールはあるんだけれども、6歳の息子には、「車が来なくなるまで渡ってはいけないよ」と言うしかないですよね。
ぶつかったら、どう考えても人間の方が弱いですから。
そこで・・・
横断歩道に対する意識
あなたは次の何番に近いですか?
【1】横断歩道を意識したことはない
【2】人がいても突然止まれるわけないし、交通の流れを悪くしてしまうから止まらない。
【3】止まった方がいいのは知ってはいるが、実際には止まれないよね。
【4】たまに止まる。人の有無は確認する。
【5】横断歩道があれば、確実に止まれるスピードで進入して、人がいたら必ず止まる。
さて、答えは
【5】を選んだ人以外は絶対的にマズイですよ。「え~~!」という声が聞こえてきそうですけれども。
道路交通法によると
第38条にこう書いてあります
車両等は、横断歩道に接近する場合には、直前で停止することができるような速度で進行しなければならない。
歩行者があるときは、横断歩道の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。
道路交通法第38条を簡単に言い換えると
◆歩行者が「絶対にいない」時だけ行っていいよ。ただし「絶対」だよ。
◆渡ろうとする人が「絶対にいない」かどうか、わからないなら徐行してね(すぐに止まれるスピードで走ってね)。
◆いたらよく見て!渡るかどうかわからない場合は、絶対に止まりなさいよ!(たとえ歩行者が「先に行っていいよ」と合図をしたとしても、行っちゃダメです。)
と、大げさに翻訳してみました。
でもあながち、大げさでもないかもしれません。
この条文を忠実に守ろうとするならば、横断歩道に近づく時に、人がいないことが確実にわかるまでは、
「止まるぞ~!止まるぞ~!」という意識でもやりすぎではない、ということになります。
住宅街の場合、時速にしたら30km/hくらいの感じでしょうか。
もしかしたら、30km/hでも速いかもしれませんね。
これは運転している人の反射神経や、横断歩道が設置されている場所の環境によって違うと思いますが。
もし車と歩行者がぶつかった場合、「歩行者が物陰から猛ダッシュで飛び出して渡ってきた!」などという特殊な事情がなければ、車が全面的に悪くなるんじゃないでしょうか。
信号があれば「赤だった」「青だった」と言い逃れをする余地も残されている気がしますが、信号がない横断歩道の場合、車が絶対的に不利です。
いやいや、信号があったって、歩行者優先に変わりはありませんからね。
どうしてこんなことを思っているのか
こんなことを言い出したのは、決して、この法律に違反した際に科せられる、「3ヶ月以下の懲役や、5万円以下の罰金」にならないための情報提供をしたいがためではありません。
まだ判断能力、速度認知能力に乏しい息子や、日本中の子どもたちが、安心して道を歩ける社会になってほしいと思うからです。
子どもたちがどれだけ気を付けても、まわりが見えていないドライバーから、完全には身を守ることができません。
信号のない横断歩道の手前には、ほとんどの場所に、◇の横断歩道の予告の道路標示があります。
この◇の道路標示を見るすべてのドライバーが「横断歩道があるんだな」と意識して、キョロキョロする習慣を身に着けていただきたいと、切に願います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。