こんにちは!とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回はよく聞くフレーズ
「自分と未来は変えられる。他人と過去は変えられない」に関連した話です。
今回の記事は、以前書いたこの記事の続編なんです。
頭ごなしに「これはやっちゃダメ!」の代わりに「それをされるとボクはこう感じる」という言い方に変えてみる
https://rinsuke.com/way-of-feeling/
さて、「過去は変えられない」とは言いますけど、実際にはどうなんでしょう。
実は考え方によっては「過去も変えられる」かもしれません。
そんな話を書いていきます。
人は変えられない
よくこんなフレーズを聞きませんか?
「自分と未来は変えられるが、他人と過去は変えられない」
前半については言うまでもなく、合っていると思います。
簡単に言うと、
「他人は変えられないから、まずは自分が変わろう」
「過去も変えることはできないから、未来に目を向けよう」
この考え方を聞いた時には、いたく感動しました。
本当にそのとおりだなぁ、と。
自分の都合に合わない人がいたら、ああしろ、こうしろって言いたくなりますよね。
ボクの場合は過去に、妻に対してもそうやって、変わってもらおうとしていた時期がありましたから。
まずは自分が変わるんだ、ということを知ってから、妻との関係が大きく変わったことは間違いありません。
それに併せて、まわりの友人との関わり方にも大きな影響があったように思います。
だから、この考え方には概ね賛成です。
「自分と未来は変えられるが、他人と過去は変えられない」
正確には、概ね賛成「でした」
なせかと言うと、「過去も変えられる」ことがわかったからです。
過去も変えられる
もちろん、起きた過去の「事実」が変えられないことは確かですよね。
変えられるのは、過去の事実を「どう捉えるか」なのです。
たとえば、とうかいりんの場合で言うと、このような「事実」があります。
(1)マンションの営業マンをしていた時期に、鬼のような上司から毎日「死ね死ね」言われていて、大変な思いをしながら日々をすごしていた。
(2)そのことによって、「自分なんか生きている価値がないんだ」と思うようになり、自己肯定感がゼロだった。
(3)その後しばらくは、誰のことも信用できず、転職先でやさしくしてくれる人でさえボクのことをバカにしていると思っていた。
このあたりが「事実」です。
でもこの「事実」の中には、ボク自身の感情も大いに含まれているような気もしますけどね。
もしかすると、この「事実」は変えられないのかもしれません。
大事なのは、この「事実」をどう捉えるか。
これをどう料理するかだと思うんですよね。
それは、その人次第なのです。
過去の捉え方を変える
どう捉えるかについては、大きく2つに分かれると思います。
「過去のせいにする」か「過去のすべてに意味があったと思う」か、です。
過去のせいにする
たとえばこんな風に捉えることです。
・今のボクが自信が持てなかったり、暗い性格なのは、過去に受けたこんな仕打ちのせいなんだ。
・あんなことさえなければ、もっと良い人生だったかもしれないのに。
こんな感じです。
「今の自分がダメなのは、過去のせい」
って言うことは簡単です。
言うだけですから。
思考停止していても言えますから。
そうやって思い込んでおけば、「自分はなんてダメなんだ」って感じることが起きた時には、「ほらね、やっぱりボクはダメでしょう」って納得させるために過去を持ち出すこともできてしまいます。
そんな風に過去を捉えている限り、成長は望めないんじゃないかな、って思います。
なんでそんなことが言えるのかというと、ボク自身がしばらくそんな感じだったからです。
自己肯定感がなくなってしまったのも、自信がなくなってしまったのも、全部あの時代に受けた仕打ちのせいなんだ!って思っていたからです。
でも、次のように捉えることも可能です。
しかも無料。
自分の頭の中のスイッチをパチンと切り替えるだけです。
過去のすべてに意味があったと思う
たとえばこんな風に捉えるということです。
・今のボクが自分を律することができるのは、あの厳しい指導のおかげだ。
・やられる側の痛みを知ることができた。
・多少のことでは、全くへこたれなくなった(あれ以上に厳しいことを言われることなんてない!)。
・それに、そうやってガミガミする人は劣等感のかたまりだから可哀想な人なんだと思えるようになった。
「劣等感」について書いた記事はこちら
ガミガミ言われたりパワハラなどで落ち込んだら相手のことを「劣等感が強いんだな」と思えばよい
https://rinsuke.com/inferiority/
こんな感じです。
ボッコボコにやられた事実が変わることはありません。
でも、「その事実のせい」にして、今の思考や行動に悪影響を及ぼすかどうかは自分で決めているにすぎないのです。
自信もっていいんです
何が言いたいのかと言うと、過去がどうあれ、あなたを必要としている人がいます。
必ずいます。
自分に自信がなくて、「誰からも必要とされていないんじゃないか?」なんて思っているかもしれないけど、必要としてくれている誰かに気が付いていないだけだと思いますよ。
だから、「どうせ私なんて・・・」と思うことは、とってももったいないことだと思うんです。
物事の捉え方を少し工夫するだけで、良くも悪くもなるということです。
あなたはそのままで素晴らしい。
それに、もっともっと素晴らしくなる可能性を秘めています。
これから先の人生は「素晴らしい」か「もっと素晴らしくなる」かの2つに1つ(ボクは後者でありたいと思います)。
だから、自分に自信を持って、もっともっと喜ばれて、必要とされる存在なんだということに「気が付けば」いいだけなんです。
って思います。
まだまだボクも成長まっ最中ではありますが、「自分に自信が持てないあなた」に向かって、過去に自分が気が付いたことのおすそ分けです。
今回は、過去の捉え方を変えるだけで、過去さえ変えられる、ということについて書きました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。