こんにちは!
とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回は、「話がわかりにくい!」と言われる人に朗報です。
いや、朗報なのか?
生命保険という「超わかりにく」くて「売るのが超難しい」とされているものを、13年以上楽しく売ってきたとーかいりんが、わかりやすく話すためにふだん心がけていることを書いていきます。
特に今回は、「自分はわかっている」けど、「相手はわかっていない」ことを伝える場合に絞って書いていきます。
あ、うまく伝えられなくて困っている人向けなので、既に話がうまい人は読まないでくださいね。
恥ずかしくてボクが赤面してしまいますので。
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わかりにくい人は本当にわかりにくい!
なんでこんなことを書こうと思ったかというと、最近立て続けにわかりにくい人と話したからです。
で、イライラした経験があったので(笑)、もうこれもネタだ!と思って感謝をしつつ書いてます。
なんでわかりにくいか。
色々な理由があると思いますけど、その1つは「想像力が足りないから」なんじゃないかって思います。
よく「相手の立場に立って伝えましょう」とか、「子どもでもわかるように話しましょう」とか、色んなことを言われますよね。
相手の状況や理解度に応じて話し方を変えないと、いつまでたってもワカリニク星人のままだと思います。
あ、話がわかりにくい人のことを、「ワカリニク星人」と名付けました。今。
この記事限りになる可能性大ではありますが(笑)
わかりにくい人の特徴
最近あったワカリニク星人を具体的に振り返ってみます。
主語が何かわからない
日本語は主語を明確にしなくても、会話が成り立つ不思議な言語です。
でも、「わたし」と「あなた」だけならわかりやすいですね。
それ以外に「誰か」が登場する場合、「何か」が登場する場合には、それを指し示さないとわかりにくいです。
それをはっきりさせないで話を進めていくのは、不親切です。
自分は誰の(何の)話をしているかわかっているに決まっているけど、相手もわかっているかはわかりません。
「わかってるだろう」と思って話を進めた結果、わかっていなかった場合、もう一度同じ話をしないといけなくなります。
【解決策】主語をはっきりさせて話しましょう。
何の話をしているのか見えてこない
相手から電話をしてきて、「今よろしいですか?」から会話が始まるとします。
「いいですよ」と言った後に・・・
「〇〇の件で、〇〇について〇〇したところ、〇〇で、でも〇〇で、とーかいりんさんが〇〇だとしたら、〇〇と〇〇なですが、でも〇〇だとしたら〇〇の〇〇で、ということで今不備になっているんですが、〇〇と〇〇のようにする場合、〇〇の〇〇が〇〇で・・・」
ちょちょちょ、ちょっ!
で、一体ぜんたい何の話なんだ?
って、何の話かわからない話が長くなればなるほど、イライラしてきます(笑)
会話を始めるにあたって、何の話かをはっきりさせておいた方が相手にとって親切です。
自分のためでもあります。
「何の話だ!」って怒られなくて済みますし、相手からも「わかりやすいな」って思ってもらえます。
【解決策】話し始める時は、結論から話しましょう。
話が長い
前にも少し出てきましたけど・・・
話が長いのは困ります。
ちゃんと「丁寧に伝えたい」という気持ちもわかります。
でも長すぎると、聞いている方は、だんだん飽きてきます。
途中で疑問が生じても、話を聞いているうちに忘れてしまいます。
で、段々どうでもよくなって、あんまり聞いていない状態になります。
あまりに長くて要領を得ない場合は、自分の認識と相手が話していることがズレていないか確認したくなります。
この確認作業を相手にさせるということは、相手の時間を奪うことにもなります。
会話はキャッチボールです。
短い問いかけと、それに対する相手の反応。
それに対する短い問いかけと、更なる相手の反応。
こうやって順番に話せたら理想的ですね。
【解決策】自分の話はなるべく短く伝えましょう。
とーかいりんが工夫していること
自分と相手の認識が同じくらいの話なら、こんなことを考える必要はないかもしれないですね。
でも、相手が知らないことについてわかりやすく伝えるには、ボクは次のように工夫しています。
キャッチボールである前提で、自分の話は「短く」「結論から」「わかりにくく」する必要があります。
え?「わかりやすく」話すことについて言ってるのに、「わかりにくく」?
意味わからん!ですよね。
どういうことかと言うと、こういうことです。
3段階方式
自分(1)「〇〇は〇〇なんです」(←結論をおおざっぱに乱暴に(と言ってもちゃんと乱暴さは計算した上で))
相手「え?どういうこと?」とか「それでそれで?」とか。
自分(2)「〇〇だから〇〇なんです」(←半分くらいは回答するけど、まだ全体像は見えない)
相手「え?どういうこと?」
自分(3)「〇〇なんです。なんでかっていうと〇〇なんですよね」(←最初の結論に対して「なるほど~そういうことか~」と相手が言うように)
こうすると、自分の言いたいことがちゃんと言えるし、相手の質問にも答えているし、キャッチボールにもなります。
こうやって話すと、(1)に対する相手の反応で、相手がどこまで理解しているのか探ることができます。
だから(2)でどこまで話してよいかの目安になります。
あ、理解しているから(2.5)くらいまで飛んじゃおう、となるか。
ちょっと理解が追いついていないから(1.5)くらいにしておこうとか。
そんな風に反応を見ながら話すんです。
タイトルに「3段階方式」って書きましたけど、別に2段階でも、4段階でも5段階でもいいんです。
相手が「わかりやすいな」って思ってくれたら成功です。
でも、(1)(2)(3)を全部つなげて話しちゃうと、こんな感じになっちゃいます。
・相手の理解が追いついていないと「何言ってんのかわかんない」
・相手が想像以上に理解していると、「もうまどろっこしいなぁ。長いなぁ」
この両極端を防ぐために、3段階くらいに分けて伝えるんです。
相手が知らないかもしれないことをわかりやすく伝えるために。
伝わってるかなぁ?(笑)
ボクこそ今、ワカリニク星人になってたりして。
って感じで、いつでもどこでも、自分を俯瞰して反省することは大事だと思っています。
「なんでわかってくれないんだろう」って相手のせいにするのは簡単です。
反対に「自分の話し方が良くなくてごめん」「どうすれば伝わるんだろうな」って考えた方が、その後の人生において、より伝わりやすい話し方ができるようになるでしょう。
最後に
こんなことを書いてきましたけど、たわいもない話をする時までこんなことに気を付ける必要はないと思っています。
ふだんは楽しく話す「いいヤツ」です。たぶん。
楽しく話す時は、楽しく気楽に話したらいいんです。
でも、もしかしたら、こういうことに気を付けることで、今まで以上に「おもしろい人だな」って思ってもらいやすかったり、異性から「この人いいな」って思ってもらえたり、そんな効果があるかもしれないですね。
(ないかもしれません 笑)
もちろん、お客さんからも「話がわかりやすかった」って言ってもらえた方がいいに決まってますし。
その方が成績も良くなるに決まってます。
今回は、「わかりやすく話す方法」の一例について書いてみました。
まだまだボクも話し方は訓練中だと思ってますけどね。
話し相手の顔が「わかりにくいなぁ」ってなるのに困っている人にとって、ちょっとでもヒントになればうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。