こんにちは!
とーかいりん男爵こと東海林大介です!
今回は包丁研ぎについてです。
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包丁研いでますか?
7、8年前、ちゃんとした包丁を買おうと思って、三徳、牛刀、ペティナイフ、パン切り包丁の4種類を揃えました。
さすがに高い(それまでの包丁に比べて)だけあって、切れる切れる!と大感動でした。
月日は流れ、使っているうちに、当然に切れ味が悪くなってきますよね。
でも、どうしたらよいかわからず、たまに、流しでやってくる、包丁の研ぎ屋さんに依頼するしかないのかなぁ、と思いつつ、何もしない状態が続きました。
合羽橋での出会い
これまた5年程前から、我が家でワイン会や、日本酒会を開催するようになり、食器や、酒器などを揃えに、東京の合羽橋(かっぱばし)に足繁く通うようになりました。
そこでたまたま入った、金物屋さんのような店にありました。
砥石
なんとなく憧れはありました。
家で包丁を研ぐなんて、料理がうまい人みたいじゃないですか!
それまで目にしてきた砥石はとても高価(5,000円とか10,000円近く)で、わざわざ買うまでも・・・と思うような価格帯だったんですよね。
でも、そこで見た砥石は、たしか1,500円くらい。
これなら、買って帰って、もし使わなくなってしまうことがあったとしても、許せる金額かもしれないな、と思ったこともあり、即決で購入することになりました。
買ったのはこれ
ナニワ研磨工業の「微粒台付砥石(大型)」品番IA-1100
これは天然の石ではなく、人造石だからこその低価格のようですが、箱にはこのように書かれています。
研磨力は天然砥石より優れ、数倍早く能率が上がります。微粒砥石は全体にむらなく均質で、外気による変質がありません。台付砥石は研磨面が安定していて使い易く、砥石の端まで使用でき、中央部が凹まず平均に砥石がなくなるまで使用できます。又、台付は砥石の破損をも防ぎます。
とーかいりんがモノを買う時は、何かしらの付加価値を感じて、それがお金を払うに値するかどうか、が基準となっています。
この説明書きによる、天然石の砥石よりも優れているにもかかわらず、天然砥石の何分の一の価格で購入できることに価値を感じて購入することになったんです。
たとえばここで買えます
アスクル
https://www.askul.co.jp/p/P299562/
他でも買えるので、品番「IA-1100」で検索してみてくださいね。
妻に自慢!
買ってきたよ!と妻に自慢気に話したものの、「自分で研いで大丈夫なのかなぁ?プロに依頼した方がいいんじゃないの?」と、意外にも冷たい反応でした。
流しの研ぎ屋さんはいつやってくるかわからないし、店に持って行って研いでもらっても、この砥石が買えるくらいの金額を払わなくちゃいけないし、失敗したって、また研げばいいんだから大丈夫だよ~!
と、とーかいりんは常に根拠なき自信に満ちあふれているもので、妻の不安は無視して、研ぎ始めるのでした。
さて、どうやって研ぐ?
というくらい、なーんにも知りませんでした。
説明書によれば・・・
まずは、砥石を30分程水につけて、たっぷりと水を含ませる。
包丁を小指を挟んだくらいの角度(15°)で当てる
押す時と引く時の角度を変えずに研ぐ。
研ぎ終わったら、反対面も同じように研ぐ。
この4ステップで終了です。
これがまた、慣れてくるとめちゃくちゃ楽しい!
可能性は低いですが、今後妻がこの包丁研ぎの楽しさを知ってしまって、「私も研ぐ!」と言い出さないかと、この楽しみを奪われてしまうのではないかと、戦々恐々としています(笑)
刃がこぼれてしまっている個所ですら、念入りに研ぐと、見えなくなります。
その他の部分は切れ味が完全復活します。
きっとプロに依頼した場合に比べると、切れ味の差は大きいのかもしれませんが、自宅で、しかも無料で(!)、気軽にできることを考えれば、どちらが良いかは言うまでもありません。
しかもとーかいりんの場合は、研ぐのが楽しいというオマケも付いていますしね。
鶏肉を切ると効果がよくわかる
切れ味が鈍くなってきた時に、切るのに苦戦する食材と言えば、なんでしょう?
ボクは真っ先に鶏肉を挙げます。
特に脂身の部分!本当に切れなくて、途中でへこたれそうになります。
でも、研いだ後に切ってみると、スルスル切れること切れること!!!
今夜は晩ごはん担当で、鶏肉を500g程、ひとくちサイズに切り刻んだのですが、とってもよく切れるのでノーストレスでした。
トマトを切る時なども、切れ味が良いと思わず「気持ちいい~!」と言ってしまいます。
切れ味が良いということは本当に気持ち良いことなんです!
もし家で研いでいない人がいるとしたら、その人にとっては、非常に価値の高い情報提供になるんじゃないかと思って書いてみました。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。